「気候心理学者」という聞き慣れない肩書きでニュースで紹介されていたのは、ノルウェーの研究者で、緑の環境党の政治家でもある、ペール・エスペン・ストクネスさん。彼が解説するのは「私たちはなぜ気候変動を真剣に受け止めず、本気で取り組まないのか?」の理由だ。
エスペン・ストクネスさんは「天気は身近で具体的なものだが、気候変動の話が扱うのは2050年や2100年といったずいぶん先の話。 さらには待機中のppm濃度のことなど、内容があまりにも抽象的なため、知らずしらずの内に脇へと追いやられる」と話す。
重要なのは「大きな全体像も大切だが、この1トンの二酸化酸素や0.1度の気温の差という小さいが具体的な差が違いをもたらすことへの理解」だという。
私たちが日常で小さな決定をするたびに、それがさざなみのように友人、隣人そして会社の同僚などに広がる。政治家が大きな決断を下すには、その前に「社会的なディッピングポイント(転換点)が必要である」と彼は力説する。
プラスティックの問題ひとつとっても、私がひとり、シャンプーやコンディショナーをプラボトル入りのものから石鹸に変えたぐらいでは、日本のドラッグストアでくらくらする程並べられているのプラスティクボトルの洪水の前ではなすすべはない、と感じてしまうが、くじけてはいけない。ボトルの消費量は一つは確実に減っているし、私は、石鹸に変えたということを人に話すこともできる。
ということで、含有物だけでなく容器にも考えが及んでいて、しかも天然成分の香りがよいLushの洗髪用石鹸など一連の商品を紹介します。
ラッシュ公式サイト Lush Fresh Handmade Cosmetics
スウェーデンでもここんところずっとEコマースで買っていて、京都ではぜひ一度お店に行って日本のスタッフの方たちとも話してみたいな、と思っていたが、緊急事態宣言下なのでやっぱり無理だな。楽しみは次回までとっておきます。