私は毎回新しいエピソードを楽しみに聞いているポッドキャストがあって、それは「こんにちは未来」という名前だ。
”NY在住のジャーナリスト 佐久間裕美子(ゆみちゃん)と『WIRED』日本版の前編集長でコンテンツ・メーカー「黒鳥社」の若林恵(わかさん)の盟友2人が、音楽、アート、政治、ビジネス、ライフスタイル、メディアまでカテゴリーにとらわれず縦横無尽に語りつくすトークセッション”で、普段は私があまり注意を払っていないアメリカの潮流を中心に話が進み、毎回とても面白い。
この度Appleが「2019必聴Podcast作品」の「2019トップ新番組」に選出したのもウナづける。
さて、最近聴いた「ローカルガバメントへの期待」という回で、ゆみちゃんとわかさんも「これからは国よりも地方自治体に期待」という話をしていた(面白かったので興味のあるかたはぜひこちらから)
さて、で、スウェーデンのニュースですが、今日は全国自治体の5つに一つで2010年代に人口が減少したという話について。
え、スウェーデンって人口がものすごく増えてるんじゃなかったっけ? と気になって先を読んだところ、2010年代には国としては100万人規模で人口が増えたが、全国の5分の1にあたる62のコミューンで人口が減っており、10%以上人口が減った自治体もかなりあるそうだ。
特に北の方の比較的規模の小さなコミューンで目立つこの人口減は、都会への引っ越しによる流出によるものではなく、単純に死んでいく人の方が生まれてくる人より多い自然増減と呼ばれる理由によるもの。
人口が減っていくと税金が減っていき、これまでは当たり前のように受けていたサービスが提供できなくなる。先日このブログでも書いた図書館の増設・改築ブームの影で、図書館の閉鎖も増えている。
住居はそう簡単に変更できるものではないが、これからは今まで以上に自分の住む自治体の動きに目を配り働きかけることが大切になってきそうだ。私も一回ルンド市のホームページでもゆっくり読んでみよう(はい、私はそのレベルです😅)
ではみなさまもよいお年をお迎えください。今年もありがとうございました!
こんにちは2020年、どんとこい!