これまでも何度も「医療がちゃんとまわるか?」「集中治療用のベットが足りるか?」がコロナ対策の鍵を握ると聞いていたが、昨日はこのあたりが目下どうなっているのかに関する少しだけ明るいニュースを聞くことができた。
現時点で、集中治療室で手当を受けた新型コロナウイルスの患者の80%が重篤な危機をくぐり抜け、集中治療室からでることができている。カロリンスカ研究所の集中治療室担当上級医師が昨日のインタビュー番組で明かしてた。彼は重篤患者の波がやってくる前に予想していた状況よりも今のところはよい形で対応できていると話していた。
カロリンスカには現在127人の患者が集中治療室で手当を受けているが、他に177人受け入れる体制が整っており、必要に応じてその数は216床まで増やすことができるそうだ。
これだけを見て全体的に良好な方向へ向いていると結論づけるのにはもちろん早すぎるし、医療現場で働く人たちの大変さは変わらないだろうから単純には喜べないけど、少し心が軽くなる。
「手を洗って! 人とは距離をとって!」の習慣も根付いたようで、例年なら夏至祭の頃まで続くノロウイルス系のウイルス性胃腸炎の勢いも今年は早くも収まりつつある。
手洗いというと、私はこんなに何回も手ばかり洗っていたら肌が荒れるのではと思っていたら、なんだかマッサージ効果があったのか前より手がイキイキしているような気がする。これも思いがけない明るいニュース。でもこれは、普段の手入れをサボりすぎていただけだな、たぶん。