毎日毎日、明けても暮れても、自分たちのやっていることが間違っているとか、お前たちは無能だとか言われ続けるのはどんな気持ちなのだろうか?
毎日14時に関係省庁が合同で行っている記者会見には、いつも一番厳しい質問を投げかけるノルウェーからの記者がいて(彼はいつもマスクと手袋をしていることでも目立っている。手袋はさすがに最近はやめたようだが)昨日の会見でも「4000人以上の死者がでたのに方針を変更しないのか?」と繰り返し、繰り返し質問していた。(下記リンク「公衆衛生庁のコロナ対策に変更はなし」参照)
今朝も、SVTとダーゲンス・ニュヘテルの2つのニュースサイトに目をやると、今の状況に批判的な声を紹介した記事が目白押しだ。私は、記者会見を見たり、こうして毎日記者たちが投げかける批判的な記事を読むと、やはり不安な気持ちになるのだが担当者たちは案外そうではないのかもしれない。
質問がきたら答える。批判もそれがきちんと本人や所属する組織にむけて行われたものなら、耳を傾ける。そこに状況を改善するヒントもあると思っている人も多いのだろう。
小心者の私は、でもやはり心がざわつくので、いっそのこと今日掲載されたコロナ対策批判関連記事をまとめてみることにしよう。以下に記事のタイトルを訳してみる。
SVT ニュースサイト
中央党「政府はスウェーデンのコロナ対策方針を変更しなければならない」
この小さなトイレを14人ものホームヘルパーが更衣室として使用する予定
ダーゲンス・ニュヘテル
「もっと感染者のトラッキングを行うことでCOVID-19感染は抑えことができる」
エヴァ・ステンベリ論説委員「政府はコロナ対策を自ら選んでいない」
あ、なんだ、書き出してみたら感じていたよりも少なかった(これを少ないと表するかどうかは自分でも微妙だが……)
ともかく、世の中にはいろんな意見があって、それが白昼堂々とした形でやり取りされていることに感謝しておけばいいのかな?(同時に、SNSなどの闇の世界も深そうだが、私はそちらにはいかないことにしております☺︎)
金曜日の今日、とりあえずルンドはとびきりのいい天気。ちょっと昨日の記者会見から引きずっていた気持ちを整理できたようです。