スウェーデン北部の町、シェレフテオのバッテリー企業、Northvolt(ノースボルト)。今後予定ではNorthvoltだけで2500人の規模になり、周辺産業を加えると全体で1万人近くの人を雇用する必要があるとみられている。
さて、この北の地方にどのように人材を集めるか?
関連分野のエキスパートにフォーカスしたリクルートはもちろんのこと、今検討されているのは、新しく来た移民で仕事のない人たちへの積極的な募集だ。実施に先立って行われた調査では、仕事に住居、そして教育機会を見つけることが可能であれば、対象者たちはシェルフテオへの移動に積極的だという。他にも長い間仕事が見つかっていない人へのノースボルトは積極的に働きかける予定だという。
現在ノースボルトでは50の国籍からの600人が働き、その共通語は英語だ。このような企業ではスウェーデン語ができなくても英語さえできれば仕事はできるし、会社側でも英語で運営すれば人材はよりみつかりやすくなる。
英語ができるということは個人にとってだけでなく、企業にとってもこれからサバイバルする条件になるのかもしれない。