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コロナ禍で増した公共放送への信頼

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ヨーテボリ大学のSOM研究所が毎年行っている主要メディアへの信頼度調査。

今年はコロナ禍という特別な状況の中で人々のメディアへの態度はどう変革したかを調べるため、通常の調査に追加される形で4月から6月にかけても実施された。結果、性別や年齢、政治的な信条、都会や田舎といった区分に関係なくどの層でも公共放送への信頼度が増し、同様の統計が開始されてからの高い信頼度となったことがわかった。

調査は6000人を対象として、その回答率は約半数だった。

メディアの種別では、公共放送テレビのSVTと同ラジオのSRを「報道内容について高く信頼する」と「まあまあ高く信頼する」と答えた人は、共に81%と74%と、これまでの記録を更新。一方ダーゲンズ・ニューヘテルや地方紙などの新聞は数値を下げた。

昨日の記事でも取り上げたが、テレビは多くの記者会見を生中継で報道したことで注目され、信頼する人がぐっと増えたのではと調査結果について発表したSOM研究所の担当者は解説する。

SVTの数字については特に30代での信頼度の増加が目立つということで、これまで旧来のマスメディアとは縁のなかった若めの層がテレビというものを再評価したのがパンデミックでもあるようだ。

パンデミックで公共放送SVTへの信頼度が記録的高さへ