swelog ニュースで語るスウェーデン

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電話して手紙を書く

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少し前からアパートのちょっと年配のお隣さんのために食料品の買物にいっている。

昨日は遅めの時間のほうが空いてるかな? と混み合う夕方は避けて、夜の8時すぎに駅前のスーパーに行ってみたが、学生の多いルンドはこの時間でも若い買い物客で結構混んでいる。自分が一気にリスクの高い高齢者カテゴリーに入ってしまったように感じる。

そんな中きっと75歳は越えているだろうと思われる高齢の女性が、混んでいるレジには並ばず、比較的空いていたセルフレジで商品をスキャンしていたのだが、ちょっと離れて見ていてもスキャンがなかなかうまくいかないようだった。

普段なら声をかけて手伝うところだが、今は高齢者に近寄ってはいけない。それにだいいち、この人が自分で買い物にこなくてもいいように誰か買い物を代行して手伝うべきなのに... でも彼女も買い物くらいは外にでるいい機会だと思って自分でやりたいのかな? でも、やっぱりそれは危険! などとちょっとモヤモヤしながら帰途についた。

心配な時は声をかけて、近くで話して、手は握らずとも肩でもさすりたいところだが、今回のウイルスではそうもいかない。

私は日本の母とはほぼ毎日LINEでビデオ会話し、父には手紙を書いていたが、これまで週に一回は会っていた近くに住む義理の母には用事がない限りはそんなに電話もしていなかった。

しばらく彼女と生で会えそうにないし、どんどん電話して手紙も書くことにしようかと思う。

今日はなんだか、ニュースじゃなく私の日常の話だけになったけど、下のリンクではなぜ高齢者は社会隔離するべきなのか、そしてなぜ私たちは高齢者にひんぱんに連絡するべきかなどの内容がまとめられています。

だからおじいちゃんに電話しよう

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今日は、他にはフランスでは健康のために外を走る時は1キロまでと決められたとか、ドイツは2人以上では会ってはいけないが、デンマークでは10人までOKとか、はっきりとした根拠はないのだろうけど、こういう形がいちばんいいだろうと各国の専門家がいろいろ考えた制限が近隣諸国ではどんどん決まっているというニュースが目立った。

今現在、国民全体に「家にいろ!」といっていないのはオランダとスウェーデンくらいらしいです。似ているのは背の高さだけではなかったようですね。

Kosuke Hatta 八田浩輔 on Twitter: "欧州で残るはオランダとスウェーデンか?… "

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© Hiromi Blomberg 2023