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セカンドハンドのリサイクル品が売れない

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スウェーデンで人気の「セカンドハンド」と呼ばれるリサイクル用品点。

昨年のこんまりメソッド旋風の影響もあってか、持ち込まれる不用品の数は減らないが、セカンドハンドショップでの買い物客が減っている。これはウメオのいくつかのセカンドハンド店での傾向だ。

環境への意識が高まっているとはいえ、スウェーデン全体でみるとこの20年間人々の消費は増え続けている。そして小売店不振が続く中で安売りのジャンクショップは売上を伸ばしている。

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セカンドハンド店で値段をみていると、例えばIKEAの安いキャンドルホルダーがIKEAでの新品の売値よりも高く売られていることもあり、値段だけをみると新品を安売り店で買った方がいいのかもしれない。

たしかにジャンクの中古品を安く買ってもあまり楽しくないかもしれないが、セカンドハンド店の魅力はちょっと前の質のいいものを驚くほど安く買えること。それには最初の買い物もある程度いいものを買っておかなければ(!?)。

安売り店と同じような値段で、愛着が持てる中古品がセカンドハンドのお店では売られてる。私は最近オシャレなイギリス製のマフィンの焼き型を買いました。これ、誰が使ってたのかな? とかそんな思いをはせることができる点もなんだか楽しいですしね。

セカンドハンド店が持ち込不用品を廃棄へ「買う人が少なすぎる」

© Hiromi Blomberg 2023