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砂糖をどうする?

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砂糖と炭酸飲料を校内から排除し、給食では肉を減らし野菜を増やす。さらに学校給食を健康的な食生活と環境問題に関して学ぶ機会として活用せよ。

 

この度5年ぶりに出された食品庁からの学校への助言だ。

 

今回、食品庁としては初めて、学校での食と関連して環境にも言及している。

スウェーデンの市町村は合計で年間約60億クローナ(約750億円)を給食に費やしており、給食を国連の持続可能な開発目標達成のための一要素として使っていこうという助言だ。肉を減らそうというのもその一環。

 

先日、ビーガンの給食の話題で取り上げた個々の生徒からの特別食のリクエストに関しては、給食準備にこれ以上の負荷を避けるため、現在対応している医療上や宗教上のもの以外への対応はせずに、同時に現在特別食扱いとなっているベジタリアン食を常に誰でも食べることのできる普通食の1品として提供することを勧めている。

確かに、これなら大抵の人は食べることができるのかもしれない。

 

さて、砂糖たっぷりでみんな大好きなケッチャップはどう扱われるのだろうか?

 

食品庁が方針アドバイス「学校から砂糖をなくせ!」(SVT Nyheter)

 

 

 

© Hiromi Blomberg 2023