金曜日の夜、郊外を走るバスにのっていたらドンという衝撃と共に急ブレーキで止まった。イノシシが道の真中に出てきて止まり、衝突を裂けることができなかったらしい。
幸いにもバスは前面が少し壊れたぐらいですみ、ぶつかったイノシシもそのまま森の方へ逃げていったよう。このあたりではあまり多くないが、衝突したのがもしもヘラジカだったなら衝撃はもっと大きく、惨事になることも多い。
昨日の土曜日にはスウェーデン中部の小さな町で、イノシシ狩りにでていたハンターが傷をおったイノシシに襲われ重体で病院に運ばれたことがニュースになった。こうして全国ニュースで取り上げられるくらいだから滅多にはない事故なのだろう。
イノシシはその外見に似合わず、注意深い臆病者で森のなかでもし偶然あっても簡単には襲ってきたりしないので過度に恐れる必要はない。通常は人間の気配があるところでは逃げていくはず。突然出会ってしまっても、敬意を払って状況へ対処するとよい。
犬を飼っている人は、森に散歩に行くと放したくなったりするかもしれないが、イノシシをあまりおどろかせないよう、その領域にも注意した方がいい。
