swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

摂食障害 の検索結果:

自分の体を憎む少女たち

摂食障害、なかでも拒食症は精神科系の病気に中でも一番死に至る確率が高い、とこの記事には書かれている。摂食障害と診断された女性の間では自殺を試みる確率が2倍から4倍高くなる。 ……摂食障害に関しては、スウェーデン皇太子からグレタ・トゥーンベリ、またパンデミックで増えている兆候、そして男性の摂食障害まで、これまでも何度も取り上げてきたが、この度2021年の統計数字が発表され、そこでは摂食障害の患者数の増加、若年化そして深刻化などの傾向が明らかになっている。 swelog.mira…

摂食障害と男性、ビーガン、遺伝子 swelog weekend 54

今週は摂食障害に関してです。男性の摂食障害とか、これまであまり語られていなかったことなど。 公共放送SVTが、多くの取材とインタビューに基づく摂食障害に関する番組を配信している。番組はこれまでに私も知らなかった3つのポイントを明らかにしていた。1つ目はこれまで考えられていたよりもどうやら男性の摂食障害も多いようだということ。そしてビーガンとの関係と、また遺伝子の組み合わせで引き起こされている可能性にも触れている swelog.theletter.jp 「swelog week…

SNS上の美が若い女の子の心を蝕むとカロリンスカ研究所

…つようになり、それが摂食障害や、自尊心の低下に繋がるとカロリンスカ研究所の脳の研究者であるシセラ・ナットレイは説明する。 スウェーデンメディア協議会によると,14歳から17歳の女の子たちの40%以上、また18歳では54%以上が毎日3時間以上をInstagramやSnapchat、TiktokといったSNSで費やしている。 Facebookの内部告発でも明らかになったように、収益を生むように最適化されたアルゴリズムで女の子たちの精神が蝕まれていく。 この問題はテック企業側にプレ…

パンデミックで辛い摂食障害の子どもたち

…響もあるのか? 今、摂食障害に悩む若い人たちが増え続けており、その状況も深刻化していることをSVTが伝えている。 ヨーテボリのサルグレンスカ大学病院では、摂食障害で治療をうける患者が増え続けている。ただし、これはコロナ禍で始まったわけではなく、近年顕著な傾向なのでコロナの影響のみによるものと決めつけるのことはできないとも、病院の担当部長のアンネリーネ・ソルベリは話す。 ただし、自宅にいることを強いられる今の状況では、気を紛らわすことが難しくどうしても焦点が自分自身に向きがちで…

トップアスリートの「不健康」を防げ

…ルのアスリートに多い摂食障害の話は去年も一度取り上げた。その後もこの傾向は強まるばかりなのか、スウェーデン・オリンピック委員会専属の医師が警鐘を鳴らしている。 オリンピック委員会では、選手の「健康管理」に力を注ぎ、摂食障害に陥りそうな傾向が疑われる選手の一人一人をどう指導していくかの要項をまとめた。委員会では摂食障害問題が多い10代後半のトップ選手たちに特にフォーカスして対応を進めていく方針だという。 インタビューに答えていた医師は「クロスカントリーなどの競技では体重を落とせ…

自分を変えたグレタはまだ世界を変えていない swelog weekend

…」と話しています。 摂食障害を長く患い、アスペルガー症候群であることを公表し、またアスペルガー症候群の特性が自らの行動に強みを与えていると自己分析も行っているグレタさん。 私が彼女のことをスウェーデンのニュースで見聞きし始めたのは、去年の12月のポーランドでのCOP24でのスピーチでグレタさんに世界的な注目が集まる少し前。私の知る周囲の15歳の中学生よりは幼ない印象で、表情が固く決意のほどがヒリヒリと痛いほど伝わってきました。 学校ストライキを始める前は特別なサポートを受ける…

タクシーを止める皇太子

…シャーからか若い頃、摂食障害(拒食症)になり、そこから見事に立ち直ったひとでもある(立ち直る過程ですてきな今の夫であるダニエル王子とも出会った)。 この夏ストックホルムで「スウェーデンを美しく(Håll Sverige Rent!)」の記念式典でオープニングスピーチをする彼女を間近にみたが、強い風の中、手に持っていた原稿をめくる際に指にツバをつけていたのが、なんだか好感度高しの親しみやすい人である。 政治的な行動には首を突っ込まず、かつ王室の一員だからこそできる役割はあるので…

スポーツエリートの摂食障害を助ける

…神的な苦痛まで、様々なことで苦しんでいる若いスポーツエリートのためにサポートセンターを開設するアンテ・アンダーシュソンは、拒食症になった娘を5年一緒にサポートしてきた経験がある。 5年前に娘が拒食症になった時サポートしてくれる機関がなく、まず自分の仕事をやめることをからはじまったそう。 今彼女は元気にスキー専攻の高校に通い、辛い時期は無事くぐり向けられたそう。本当によかったです。 娘の摂食障害を乗り越えて、他のスポーツエリートを助けるセンター設立へ (SVT Nyheter)

© Hiromi Blomberg 2023