昨日また日曜の夜という時間にも関わらず「増えるギャング団の暴力、発砲事件にどう対処していくか」について、各政党の担当者間での2時間にわたるディベート番組をSVTが放送していて、こちらの件についても書きたいことがたくさんあるが、月曜日の早朝からタックルするにはちょっとヘビーなので、カルチャー系のさわやな話題を☺︎
12月10日に発表されたThe Game Awards 2021で、マルメ発クリエーター、ヨセフ・ファーレスが見事ゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞したというのがそのニュース🎉
The Game Awardsはその年にリリースされたゲームの中から、世界のゲームメディアやゲームファンからの投票によって選ばれるすぐれたゲームに贈られるもので、今年、その一番重要な賞にファーレスの『It takes Two』が選ばれた。
日本のゲームメディア、ファミ通はさすがの取材力で、今年の3月、このゲームが発売される前にファーレスへインタビューしていた。なかなか貴重なインタビューだと思います。
私は一時期マルメのノルディックゲームコンフェランスを手伝っていたことがあって、その時聞いたファーレスの経歴とお話がとても印象に残っている。
スウェーデン内でヒットする映画を(細々と?)制作していたファーレスは、これまで世に送り出した『Brothers』、『The Way Out』そして今年の『It takes Two』とすべてがヒット。自身のゲームスタジオHazelightは『The Way Out』では、発売以来3年で3億クローナ(約38億円)の利益をあげ(利益率75%!)、また『It takes Two』も発売後の1ヶ月だけで売上が100万個を超え、そしてこの度The Game Awardsも受賞したことで、また売上記録を塗り替えそう。
私はせっかくPS4を買ったにも関わらず『人喰いの大鷲トリコ』とデンマークのPlaydeadの2作品をちょっとプレイしただけで、あとはPS4はDVDプレイヤーとして使われている始末。久しぶりに『It Takes Two』でゲームしてみるか? でもこのゲームは2人でする必要があるということで、日本の大御所クリエーターもこんな努力をしていたのを発見😅
The Game Award 2021を獲得した『It Takes Two』。
— 桜井 政博 / Masahiro Sakurai (@Sora_Sakurai) December 11, 2021
ふたり専用ゲームであることが最大の障壁だけど、ひとりでできなくもない…かも? pic.twitter.com/xb2WtE8Fvn
みなさんもクリスマスから年末年始に、好きな人と一緒に2人でいかがですか?
ファーレスの大ヒット作が昨夜ゲーム界のアカデミー賞を受賞(ダーゲンス・インダストリ)
ヨセフ・ファーレスのゲーム会社は3年間で3億クローナの純利益を挙げた「すべてがとんでもなく順調」(ダーゲンス・インダストリ)