swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

2018-01-01から1年間の記事一覧

年明けの新しい祝い方

冬の花火の大音響 大晦日の厳かな除夜の鐘からは大きく異なり、スウェーデンの新年はカウントダウンと共に派手に花火を上げて祝う。このピンとこなかった冬の花火も賑やかな新年の祝い方も、20年近くこちらにいるとなんとなく楽しみにしてたりするので、おか…

流行らない新語大賞

飛び恥といわれても? 日本の「今年の漢字」や「流行語大賞」と同様、スウェーデンでも毎年この時期、言語委員会と雑誌『Språk (ことば、言語)』が時代の気分を表す新語を30ほど選んで発表する。 今年選ばれたのは「飛び恥( (Flygskam・気候温暖化が問題に…

デンマークの昆虫食事情

北極昆虫経済圏? 今年も北欧のいろんなニュースに触れたが、私が一番衝撃を受けたのはなんといってもフィンランドの昆虫エネルギーバーの話。 私がつい先日までまったく知らなかっただけだが、映画『ブレードランナー2046』で見たあんまり楽しそうにみえな…

Aviciiが死んだ年

山火事、総選挙、Avicii 今日は今年最後の金曜日。スウェーデンでも締めモード。今年のニュース、話題になった人、今年この世を去った人のなどのまとめ番組や記事が目立つようになってきた。 今年こちらのグーグルで一番検索されたのはわずか28才でこの4月自…

虫歯格差

増える虫歯の内訳 子供の虫歯が増えている。虫歯のない8歳児は2013年には70%だったが、5年たった今その率は65%まで減っている。 また3本以上の虫歯がある子どもの数も増えており、虫歯のない子と、一度に麻酔をうってまで4本の治療をする必要がある子…

家事代行サービスの政治的問題

2007年に始まった家事代行サービスの税額控除 2007年の右派連合政権時に導入された、家事代行サービスへの支払い代金をその年の納税額から控除する、いわゆるRUT(ルート)控除申請の伸びが止まらない。 スウェーデン税務庁によると、2018年もこれまでの最高…

子供がつらいクリスマス

一年で一番辛い日がクリスマス クリスマス・イブはみんなでごちそうを食べ、サンタがプレゼントを届けてくれる多くの子供にとっては待ちきれない日。だが、この日が一年で一番辛い日となっている子どもたちも多い。 スウェーデンでは、アルコールや薬物など…

電車の復活・待ってました!

インターレールパス販売の急増 ヨーロッパを自由に列車で旅行できるインターレール・チケットの販売が去年から50%増の勢いで伸びている。 今日、スウェーデンで国際列車のチケットの販売を手がける旅行代理店は少ないが、そのうちの一つ、カルマーにある代…

大豆にまつわる誤解と理解

大豆が環境を破壊する? ブラジル、中国、アメリカやインドなどの国で大規模な大豆栽培のために森林が広範囲でが破壊され、温室効果ガス輩出などの新しい問題を引き起こしている。 これでは肉食をやめ、植物ベースの食べ物に切り替えなくては気候温暖化対策…

明るくて暗くなった街灯

LEDやハロゲンランプが主流に スウェーデンの夜道は暗い。やさしい光の街灯は美しいが、地味な感じであたりを照らす。エネルギー効率を考えLEDやハロゲン光源への変更が進んでいる最新の街頭も、実際は明るくなっているのに、以前より暗くなったと感じる人が…

外見で差別される医者

残念なことだが、差別はどこにでもあるし決してなくならない。そうであればこの社会では差別は容認されないということをはっきりさせ、差別が起こった時にどう対応するのかを決めていくことの大切さは、強調してもしすぎることはない。

なくなり続けるおもちゃ屋さん

28店舗を閉鎖 アメリカでは今年の春に倒産してしまったトイザらスは、北欧市場においてはデンマークのおもちゃチェーンBRも傘下に置くTop-Toy社がビジネス展開を続けていたが、オンラインショピングの隆盛とおもちゃのデジタル化により、大きなビジネス転換…

禁断のうなぎ

クリスマスのごちそう スウェーデンではうなぎはクリスマスに食べる。特にこのあたり、スウェーデン南部のスコーネ地方では毎年楽しみにしている人も多い。ここではうなぎは開いて蒲焼になどせず、丸のまま調理するので油っぽすぎておそらくほとんどの日本人…

タフな心身で政策変更を受け止める

担当政権なしで予算確定 9月頭の選挙から100日。だが誰が政権を担当するかは先週行われた国会での2度めの首相選出投票でも決まらなかった。 そんな中でも来年度の予算は、その実施の担当政府の決定なしに採択され、穏健党とキリスト民主党が提出した大枠に…

オンライン診療のコスト

爆発的に増加しているオンライン診療 派手な広告マーケティングの効果もあってか、KryやMin doktorといった長い待ち時間なしに医者とすぐにつながるオンライン診療の利用は、今年55万件となった。2017年の約20万件と比べても驚くほどの伸びだ。 問題は、スウ…

スマホは5分でハックされる

2段階認証方式の抜け穴 より高度なセキュリティのために2段階認証方式を使い始めた人も多いと思う。 2段階方式はグーグルアカウントへのログインで使われている例が代表的だが、通常のパスワード入力の第一段階に加えて、ワンタイムのコードやセキュリティ…

社会の成熟とルシアコンテスト

伝統的価値観を試されるルシア祭 今年の行事は終わってしまったが、今日のルシア祭を取り巻く状況をまとめておこう。 スウェーデンの伝統的な価値観を象徴しているルシア祭は、自分がどれくらい保守的で、どこまでリベラルになれるかを試される踏み絵のよう…

セックスとスマホ、どっちを選ぶ?

45%はセックスなしでもOK セックスなしの半年間かスマホなしの半年間?どちらかを選ばないといけなければどちらを選ぶ? 多数のスウェーデン人は、セックスよりもスマホと一緒の半年を選んだ。 といっても半年間セックスなしを選んだ人が45%、スマホなしを…

「マリファナは危険じゃない」と若者はいう

世界的なマリファナの合法化の波に合わせるように、スウェーデンの中学生、高校生の間でもマリファナに対する態度が変容している。今、既にマリファナ吸引習慣に変化が起こっているわけではないが、態度が変われば、この先行動も変わっていくかもしれない。

ヒップな募金活動は音楽で!

今年で11回目の国民的募金活動 スウェーデンのクリスマス前の募金運動として定着した「ミュジーック・イェルペン(Musikhjälpen ”音楽で助けよう”)」。今年は12月10日から、ルンドのストールトリエット広場からの生中継が始まっており、ラジオのP3と映像はS…

あなたは環境のためにどの習慣を変えるか?

かっこいいチョイスをしよう 気候変動を解決するための行動変化は、罪悪感からのものではなくもっと鼻高々で実行するものへと私達の意識を変えていく必要がある。「私は生活の中でもうこういうチョイスをしている。なんて素晴らしい!」と自画自賛するくらい…

ノーベル賞晩餐会をご一緒に

100万人の晩餐会 今日はノーベル賞の授賞式。日本からの注目も高いが、その後の晩餐会がスウェーデンでは4時間にわたってテレビ生中継されることはあまり知られていないのでは? リベラルな現在の国民気質と、王族、豪華なドレスや贅をつくしたデコレーショ…

クリスマス料理はビーガンで

若い世代に望まれているビーガン料理 クリスマスまで、もう後2週間。日本のおせち料理のようにクリスマス料理は格別。事前に時間をかけて用意するものも多いが、最近は手軽にケータリングを利用する人が増えているも同じトレンド。 一番楽しみにしているご…

飛行機利用の習慣を変える時

飛行機利用の二酸化炭素排出量への影響の高さ 気候変動への影響がこれほど取り沙汰されていても、スウェーデン人の飛行機による移動は回数も距離もいまのところ伸び続けている。 平均的なスウェーデン人の二酸化炭素排出量の約10分の1は飛行機での移動によ…

タバコの煙のないテラス席へ

タバコ新法案採決へ 来年の夏からレストランやカフェでは、屋内はおろか屋外のテラス席でもタバコは吸えなくなりそうだ。政府の提案に関して国会の社会問題委員会が支持を表明しており、これにより、来週国会で議決されることが確実視されている。電子タバコ…

スターブリーズの一瞬の凋落

成功したゲーム会社で、作品だけでなく株式取引の世界でも人気の高かったストックホルムのスターブリーズ(Starbreeze)が危機に陥っている。 日本ではそれほど馴染みがないかもしれないが、Paydayシリーズや最近では映画監督からゲームクリエーターへ転身し…

祇園精舎のピューディパイ

アメリカのタイムマガジンの「世界で最も影響力を持つ100人」にも選ばれ、ゲーマーの間で絶大な影響力を持ち続けるスウェーデン人のユーチューバー、ピューディパイ(PweDiePie)。 2010年に自らのゲームプレイをユーチューブで見せたそのデビューから、人気…

強迫性障害をインターネットで治す

強迫性障害(OCD)、また自分の外見の美醜に極端にこだわる身体醜形障害は、比較的有効な治療法がある程度わかっているにもかかわらず、スウェーデン各地方の医療機関での取扱がまちまちで、有効な治療法にたどり着けない人も多い。 この状況を踏まえてスト…

小包の配達がパンク中

先週末のブラック・フライデーのセールで90万個の小包の配達を受注したスウェーデンの民営化された郵送業者ポストノード(Postnord)。セールによる小包の注文は月曜日にも及び、この日だけで更に70万個。 ポストノードでは配送センターなどで、一年で一番忙…

「プロッギング」で楽しくゴミ拾い

雪が降っても道が凍っていても、乳母車を押しながらでも、そうなにがなんでも走るのが好きな人が多いスウェーデンでの新しいトレンドは、「プロッギング (Plogging)」 プロッギングは「拾う(Plocka)」と「ジョギング(Jogging)」を組み合わせた造語で、ジ…

© Hiromi Blomberg 2023