swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

コロナPTSD

コロナに感染して回復した患者に、PTSD(心的外傷後ストレス障害)が強くあらわれる可能性に医師が警鐘を鳴らしている。PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)とは強烈なショック体験や強い精神的ストレスが、その体験の後もトラウマとなって強い恐怖を感…

スウェーデンという国のイメージが形成される時

昨日、「相互監視と同調圧力に頼ったコロナ対策は危険」というタイトルで斎藤環さんという精神科医の方が話しているポッドキャストを聞いていたら、その中で「スウェーデンとかブラジルみたいに真面目に経済活動を抑えなかったところで広がっているみたいな…

海岸と空港での新しいコロナの習慣

明日の月曜日から、またいつものスウェーデンの夏(最高気温20度前後?)に戻りそうだし、私は飛行機にはこの先もかなり長い間乗るような気がしないけど、夏の海岸では何に気をつけるべきなのか、また飛行機に乗る時はどうふるまうべきなのかがまとめられて…

『移民』と過ごす夏休み

スウェーデンは、今、移民や難民を多く受け入れていることでも世界の中でもかなりユニークな国だと思うが、19世紀後半、20世紀初期に国民の5分の1近くもの多くの人たちがアメリカなどへ移民していった歴史がある、という点でもかなりユニークだと思う。 (…

バルト海のアオコ、シアノバクテリア

こちらは去年行ったブレーキンゲの島 ルンドは連日26度の暑さです、とか言って騒いでいたら、昨日のスウェーデンの最高気温は北極圏近くの街、シェレフテオの34度だった。 目下スウェーデン全体を覆っているこの暑さは、この先まだ2,3日は続きそうだが、…

コロナ監査は選挙の前に

スウェーデン政府は、既に実施が決定されている「コロナ監査委員会」からの報告書の提出を、2022年9月に予定されている次の統一選挙の前に行うことを野党からの要請により約束した。 委員会が監査する範囲など監査の全体方針は、現在政府から野党に通達済み…

熱波とコロナのよくない相性

今日のルンドの予想最高気温は26度。明日も26度。そして明後日も26度。 大規模な山火事があちこちで発生し、また全国的な水不足となりで、誰もが気候の異常さを考えずには過ごせなかった、あの2018年のスウェーデンにしては「よすぎるほどのいい天気」、夏の…

夏の遊園地、仕事のない若者

こちらは去年のスカンセンでのAllsång。これみるとコロナ間隔とか無理ね、やっぱり。 昨日、雇用サービス局( Arbetsförmedlingen)から発表された最新の数字によると、スウェーデンの失業率は8.9%。 先週の1週間だけで求職者として雇用サービス局に登録し…

コロナの中で愛を求める強い気持ち

スウェーデンのオンラインデートサイトMötesplatsenのこの3月〜5月期の新規登録者数は前年同時期比で25%増加した。別のサイトHappy Pancakeではその増加具合は30%。最大手のTinderは登録者数の変化について公表していないが、アプリの使用状況が大幅に増加…

問題はいつも山積み

「医療(68%)」、「移民(51%)」そして「教育(51%)」。 6月11日から17日に実施された最新の世論調査によると今、スウェーデンで有権者がいちばん重要なの政治的課題とみているものは、上記の通りの順番で並ぶ。医療は、難民が押し寄せた2015年〜2016…

グレタが語るヌーディスト・パーティー

「どこの国の政治家であっても、政治家というものは似たようなもの」。グレタ・トゥーンベリは昨年、ニューヨークの国連でのあの怒りのスピーチに始まる世界を駆け巡った長い旅を振り返り、そう切り捨てる。 「みんな一緒に写真を取るために列をなし、インス…

コロナの恩は忘れません(そして仕打ちも☹︎)

スウェーデンがデンマークから冷たい仕打ちを受けていた間にも、この国にも手を差し伸べてくれたいくつかの国がある。それがフィンランドであり、ノルウェーであり、ベトナムであり、台湾だ。 フィンランドは(必要なかったけど)「集中治療室、使ってもいい…

500万リットルのいちご問題

この不揃いさがスウェーデン産の証? ある意味単調で、ある意味規則正しいコロナ生活を繰り返していたら、いつの間にか明日は夏至祭である。例年行われる、花で飾られた美しいメイポールの周りでダンスで夏至を祝う行事も、今年は各地で中止となっている。 …

コロナの中の犯罪

スウェーデンでも3月半ばくらいからコロナ生活(?)が始まって、みんな街ではウロウロしないで家にいることが増えたから空き巣などは減ったのでは? などは単純に予想できるけど、実際のところ、どんな犯罪が減ってどんな犯罪が増えたのか? 警察の犯罪統計…

カール・フォン・リンネの銅像

「歴史」として私が学んできたのは「事実」の話ではなくて「事実をどう評価するか」についての話だったのだな、とつくづく思う。 一連のBlack Lives Matterの流れを受けて、世界のあちこちで銅像の撤去が続いているが、スウェーデンで今、大きな運動にこそな…

コロナワクチン、アストラゼネカ、スウェーデン

土曜日に製薬大手のアストラゼネカが、開発中の新型コロナウイルス向けワクチンの供給契約をドイツ、フランス、イタリアやオランダと結んだというニュースが報道された。 あれ、アストラゼネカってまだ少しはスウェーデンの会社だと思ってたけど、はしご外さ…

息の弾む、急ぐゴルファー

私がジョギングする緑地にはディスクゴルフのコースがあって、これは大きな試合も行うことのできる本格的なものだ。平日の朝、6時半ごろに走りにいくと、時々仕事前にちょっと1コース(?)周りにきている人たちに会う。 早朝の爽やかな空気の中、運動で一…

銃撃や爆破は「霜」だけでは抑えられない

ニュースに慣れてしまうとは恐ろしいもので、今日もどこかで発砲事件があったと聞いたり、どこかのアパートが爆破されたと聞いても、ああ、またかという感じで、そんなニュースをしっかり受け止めることのできる心臓も持ち合わせていない私は、あまり詳しく…

どこまでもかっこいいグレタ・トゥーンベリと「夏の話」

スウェーデンには毎年みんなが楽しみにしている夏のラジオ番組がある。話題となった人が自分の好きな音楽をかけながら、その話題となった出来事の背景や、個人として大切にしていること、人生の転機となった経験などを好きな形で話すトーク形式の「夏(の話…

首相殺人事件、34年分のがっかりと驚き

スウェーデンで昨日の朝9時半から始まったパルメ首相殺人事件に関する記者会見をみていた人はどれくらいいるのだろう? 夫は10時から予定されていたビデオ会議が延期されたといっていたし(おそらくこの会見を見たい人があまりにたくさんいたため)、私は自…

ヨハン・レンクの次の仕事はパンデミック、そして、Aviciiミュージアム

世界のエンターテイメント界で活躍するスウェーデン人の中で、今一番勢いのある人といえばヨハン・レンク。 『チェルノブイリ』で変化したヨハン・レンク監督の原発への見解と、もうひとつのこと swelog weekend - swelog 今日のスウェーデンのニュース 『チ…

わかりやすかったPCR検査の結果

週に10万人のPCR検査、という目標にはまだまだ達していないが、スウェーデンで検査数を増やす、増やすよ、といっていた流れの結果がわかりやすい形ででてきた。 昨日の公衆衛生庁の記者会見では、スウェーデンでは感染の確認者数が急増中であることが報告さ…

お手軽すぎる自己破産

スウェーデンのクロノフォグデン(Kronofogden・国家執行機関)への、いわゆる「自己破産」申請が若者の間で激増している。 (クロノフォグデンって何? とい方はこちらの記事もどうぞ。ビック・ブラザーな「王様の執行官」ー 行政アウトソースで粗利を稼ぐ…

コロナと黄金の浮き輪と卒業生

ストックホルム郊外にある海洋教育学校(Marina läroverket)は、海洋技術に関する高校教育や成人教育また短期コースなどを提供している教育機関だ。この学校の高校の卒業式の様子がちょっと洒落ていたので紹介します。 スウェーデンの高校はコロナの影響でリ…

みどりの国債

スウェーデンのくじ式国債(Premieobligation)を持っていたことがある。銀行の金利がどんどん減っていった時にスウェーデンの国債庁(Riksgälden)が発行するものを買った。 どういう契機でこの国債のことを知ったのか覚えていないが、買った理由はよく覚え…

食料自給率 その2

2018年の8月に始めたこのブログの最初の投稿は「食料自給率」についてだった。 とても暑い夏で、気候が明らかにおかしくなっているのではないかと身を持って感じ始め、9月に控えていた4年に一度の選挙を前にスウェーデン環境党が食料自給率を高める視野を持…

世界中から「袋だたき」

昨日の朝、公衆衛生庁のアンデシュ・テグネルが自分が指揮してきた対策について間違っていたと反省するような発言をしたというニュースをちらっとみかけた。 彼の発言とは思えないような発言だな、変だなと思いつつも、私はその後一日中忙しく、いつもは休憩…

警官と動画とSNS - ストックホルムの場合

アメリカでの警官のひどい暴力を撮影した動画がSNSで拡散し続けられているが、昨日ストックホルムでは「ツイッター警官」が動画撮影に関して怒りと悲しみをこめたツイートをして、話題を集めた。 (「ツイッター警官」に関しては以下の記事を参照ください) …

おしゃれなコロナ・ヘルメット

Håkan har byggt en coronahatt – piper när nån kommer för nära | SVT Nyheter ミュージシャンのホーカン・リッドボーさんが手作りしたのは、人が近づいてくると音で知らせるおしゃれなコロナ・ヘルメット。 スーパーマリオブラザーズのキノコから着想した…

コロナの中のコーヒーの未来

Löfbergs(ロフベリス)は100年以上の歴史を誇るスウェーデン最大手のコーヒー販売会社だ。 毎年27,000トンのコーヒーを焙煎するロフベリスのコーヒーは、世界中で毎日1000万杯飲まれている換算になる。 コロナ禍の中でも、スウェーデン内でのコーヒー消費量…

© Hiromi Blomberg 2023