2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧
私は毎回新しいエピソードを楽しみに聞いているポッドキャストがあって、それは「こんにちは未来」という名前だ。 こんにちは未来 〜テックはいいから 佐久間 裕美子 + 若林 恵 個人ジャーナル ¥0 podcasts.apple.com ”NY在住のジャーナリスト 佐久間裕美子…
ちょうど一年前にも2019年から変更される法規制のことを取り上げた。 swelog.miraioffice.com この時取り上げたのは、1,受信料から放送税へ、2.歯科費用無料制度の23歳までの延長、3.ギャンブルのオープン化と関連法規性などだったが、1年を通じてそ…
基礎教育や高齢者介護などを運営し、どこも厳しい財政事情で人員削減や事業縮小などが伝えられるスウェーデンのコミューン運営(市町村)。 しかし、そんな中でもこれからの5年間で図書館の新築や増築のブームがやってきそうだ。全国に290あるコミューンに…
ちょうど去年の今頃、スウェーデンの新語大賞をこのブログで扱った時は「流行らない新語大賞」とタイトルをつけた。その後、新語リストの中から「Flygskam(飛び恥)」は日本のニュースでも紹介される単語に育った。 swelog.miraioffice.com 今年も発表され…
地元の新聞Sydsvenskanに、今年のマルメのエンタメ・トレンド10大ニュースがまとめられていた。これに興味のある人が私以外にもいるのかわからないけど、ちょっと紹介します。 1.イケてるレストランがモッラン(Möllan=Möllevångtorget界隈)から逃げ出す…
スウェーデン中部の街、エスキルストゥーナとストレングネースのゴミ回収センターでは、この10月から「その他の燃えるゴミ」という分類をなくした。 そしてこのカテゴリーを新しく「再利用できないもの」と名付け、同時にここには大きなゴミ袋になんでも詰め…
日本のお正月と同様、スウェーデンのクリスマスは普段は離れて暮らしている家族とも一緒に集まってゆっくりと食事をしたり、帰省した故郷で昔の友人とあったりそんないつもとは違った時間を楽しめる時。 スウェーデンでお祝いのメインの日であるクリスマス・…
街中のお店が次々と倒産して行く中、日本の100円ショップのように安物を売るチェーン店がスウェーデンでも好調だ。背景にはスウェーデンで広がり続ける所得格差があると小売業のアナリストたちは分析している。 従来の小売業がEコマースなどとの競争激化の中…
こちらのクリスマスや日本のお正月のような時期には、好むと好まずに関わらず一人で過ごすことになった人は「孤独」という言葉を頭に思い浮かべずにはいられないだろう。 特に自ら望まない「孤独」の心身への悪影響は、様々な研究結果から明らかだそうで孤独…
スウェーデンで2018年末に出版された『Kalla Bad(冷浴)』 今日は第四アドベントで冬至。 クリスマスを目前にしてダーゲンス・ニュヘテルが掲載した長い読み物記事は「ストイズムと、その気候危機に対する淡い期待」だ。 記事はオランダ人の「現代のアイス…
トップレベルのアスリートに多い摂食障害の話は去年も一度取り上げた。その後もこの傾向は強まるばかりなのか、スウェーデン・オリンピック委員会専属の医師が警鐘を鳴らしている。 オリンピック委員会では、選手の「健康管理」に力を注ぎ、摂食障害に陥りそ…
「水曜日から木曜日にかけての夜、フィンランドのスキーリゾート、Ylläsではとても活発なオーロラの動きがあった」ことがニュースになっていた。 スウェーデンに住んでいるというと、オーロラとかきれいんですよねー、と言われることもあるけれど、こちらは…
学校給食の関係者たちの実感レベルの話だけれど、スウェーデンの子どもたちは学校給食を月曜日にとてもよく食べるそうだ。 今年の1月にこの「月曜空腹症候群」がニュースになっていた時には「ではなぜ月曜日にはよく食べるのか?」が今後解明されるとなって…
12月も今日はもう18日。来週はクリスマス休暇をゆっくり過ごしたいだろうから、今日あたりから週末まではてんてこまいの忙しさの人も多いはず。 そこでそんな忙しさとは全く無縁の、クリスマスののんびりした「迷信クイズ」をお送りします。 1.サフランの…
今年を代表するクリスマスプレゼントには「スマホ隔離ボックス」が選ばれたり、欲しいクリスマスプレゼントには「本」が1位になったり。 swelog.miraioffice.com デジタルから、SNSから離れようとするスウェーデンのトレンドはついにネット界の世界一のイン…
もう一年以上も前に終わると見られていたスウェーデンのマイナス金利。今週19日(木)に開催される政策理事会で、やっとこのマイナス金利の解消が決議される見込みとなってきた。 一時は-0.5%まで下がっていた金利は、ここ1年は-0.25%だったがこれが0%へと…
スウェーデンの大都市の学校で働く職員に向けた銃などによる無差別殺人対策訓練が広がりをみせている。スウェーデン公共放送SVTの独自調査によると、マルメでは警察の協力を得た独自の訓練を2016年から今年までの3年間で市のすべての小学校の職員に実施した…
こちらはマルメの焙煎所のコーヒー豆 クリスマスにはスウェーデンで人気の飲み物「ユールムスト」。 www.test.se 味はコカコーラに似たところもあり、この時期になるとコカコーラの売上が落ちる。そしてもう10年以上も前だろうか? スコーネの一地方の名前が…
画像・SVT Grafik 出回っているのは圧倒的にマリファナだけど、アンフェタミン使用度はヨーロッパ一 ストックホルムはアンフェタミン天国。 今年の10月、ストックホルムの85万人から出る下水を分析したところ、同様のテストを2011年から実施している他のヨー…
昨日、米タイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選出され、COP25の演説では政治家には希望はないが「希望は人々の中にある」と話したグレタ・トゥーンベリ。彼女の演説はスウェーデン国営放送のニュースサイトで生中継され、直後にSVTの気候問題専門の…
12月10日、スウェーデンではノーベル賞の授賞式とその後の晩餐会をすべて生中継していることを去年もブログに書いた。 swelog.miraioffice.com 昨日、私は夕食の準備をしながら授賞式を観て、食事が終わってから晩餐会をみはじめたが、今年はすぐに番組を切…
現在マドリードで開催中のCOP25に参加中のグレタ・トゥーンベリさん。 昨日は、忙しいスケジュールの中、スウェーデン公共放送の「子どもニュース(Lilla Aktuellt)」のインタビューに答えていた。一般のニュースメディアとは少し趣向の異なった質問と回答…
スウェーデンに住んでいる人は、もうすぐ一年で最も病気になってはいけない時期がやってくる。そう、クリスマス、年末年始の大型連休の時期がすぐそこまでやってきている。長い休暇時にはすべての公的な機関も活動をひそめてしまい病院もその例外ではない。…
先日書いた「欲しいクリスマスプレゼント」で「現金」が3位にランクインしていてびっくりしたけれど、お年玉から結婚式のお祝いまで現金をプレゼントする習慣の日本人以外にも、きっと他の現金を贈る文化からの人たちがスウェーデンでも増えてきたのだろう…
ラジオの深夜放送っていうコンセプト自体、最近の若い人にはわからないかもしれないけれど、そこで人気の”パーソナリティー”(ってすごい日本語ですね、いまさらながら)たちがリスナーからのいろいろな人生相談に答えていた。昔はいろんな雑誌でも「人生相…
年末も押し迫りあと少しで2020年がやってくる。 今年のニュース、今年スポティファイで一番聴かれた曲など、各種ランキングを見かけるようになった今日この頃。今回の年末年始は「2010年代(とでもいうのだろうか?)」から2020年代への変わり目でもある。 …
今日の21時、もしもあなたがスウェーデンにいるラッキーな人なら、するべきことは決まっている。あなたがコンサートのチケットを買うことのできた幸運な55,000人の一人ではないのなら、SVT Playにチャンネルを合わせて中継でAviciiのトリビュート・コンサー…
「クロルピリホス」は、シロアリ駆除や農業で害虫駆除剤として使用される毒性の強い有機リン系化合物だ。 人間の脳や神経系器官にもダメージを与え、特に胎児や小さな子どもには致命的な影響を及ぼすこともある。スウェーデンほか北欧諸国では農業向け殺虫剤…
スウェーデンの若者たちが今年のクリスマスプレゼントに一番欲しいものは「本」! ちょっとびっくりして久しぶりに「ほんまかいな!」と声にだしてしまったが、これはどうやら本当だ。 スウェーデンの価格比較サイトPricerunnerが調査会社のKantar SIFOと実…
スウェーデンのベクショー市では、学校の給食でお米を出すのをやめた。その理由は環境と健康問題にある。 米の栽培は大量の水を必要として気候危機問題に配慮した持続可能性のあるものとは言えず、また米はスウェーデンでは栽培することができず遠方から輸入…