swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方などスウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

修行のいらない伝統工芸・ダーラヘストを支える人たち

スウェーデン土産といえばダーラヘスト。 日本の伝統工芸である漆塗り工芸品と同様、ダーラヘストの生産工程も分かれており、工房でざっくり成型された木材は「彫師」に送られ、形を整えられる。馬たちはその後またダーラヘスト工房に送り返され、彩色など複…

GDPRで消えていくクラスの記念写真

去年から導入されたGDPR(ヨーロッパ一般データ保護規則)の影響はこんなところにも。 今週から始まる小学校の新しいクラス、新学期。これまで新学年の始めにクラス単位で伝統的に行っていた記念撮影を取りやめるコミューンが増えている。マルメもGDPRへの配…

北極圏でマイクロプラスチックの雪が降る

気候変動の影響でどんどん氷が溶けていっていることを紹介したノルウェー領の北極圏にある群島、スヴァールバル諸島。 今回ドイツとスイスの研究者達が共同で実施した調査で明らかになったのは、その地の雪に驚くほど多くのマイクロプラスティックが含まれて…

休みのことだけ考えて生きていく

今年は日本でも9連休の長いお盆休みだった人が多いのでは? でもそんなお休みも今日で終わり。スウェーデンでも来週からは学校の新学期も始まり、まだすこし夏休みの名残が残っていた空気もガラッと変わっていきそうだ。 しかし仕事だけの毎日なんてつらすぎ…

顔認識によるサービスの向上よりも、普通のサービスでいいから!

昨日のブログ記事で、いつもフィンランドの空港でスキャンしている私の生体認証(指紋認証や顔認識)の情報、誰がアクセスできるかな? と疑問に思ったばかり。 今朝は100万人以上の生体認証データがセキュリティの甘い状態で放置されていたというニュースが…

警察はAI顔認識で犯人を探す

スウェーデンの警察は、犯人と疑わしい人物の画像をAIによる顔認識技術を使って警察の登録簿と照合して見つけ出す実験的なプロジェクトを進めている。 現在テスト中のこのAIによる顔認識技術を使った捜査では、これまでの人力による写真照合調査に比べると、…

3万人の消える仕事

これから2030年にかけての10年で、スウェーデンでは1万1000の小売店がそして3万の仕事がなくなる。スウェーデン商業協会が先日そんなレポートをまとめた。 現在30万人が働く大きな労働市場である小売業界。 衣類、電気など各種の専門店の分野では5万人の仕事…

走り続ける人たち

天気が悪くても、怪我をしていたり気分がすぐれなくても、とにかく毎日1マイル(1.61Km国際ルール)もしくは20分間(スウェーデンルール)走る! そんな人達が増えている。 スウェーデンではRunstreak(ランストリーク)、発祥の地のアメリカではRunning St…

犯罪者を刑務所からだして自宅監視としたい犯罪監督局

スウェーデンでは6ヶ月までの禁固刑となった犯罪者は、刑務所で過ごすかわりに自宅などで監視されながら刑期を送ることを申請できる。 自宅監視が認められた犯罪者は、電子信号を発生させる足輪をつけスケジュールにそった行動を送ることが課せられる。アメ…

消えていく埋葬の儀式

スウェーデンでは人が亡くなった後、お葬式などなんの儀式もしないケースが増えている。10年前には2%あたりだったその率は昨年、2018年にはそれまでの4倍の約8%まで伸びた。ストックホルムなどの都会ではその率は約10%、10人に1人の遺灰は火葬場からの…

アボカドについて知っておきたいこと

私も切らさないようにして、毎日おいしくいただいているアボカド。でもスウェーデンではアボカドは当然のことながら作れないので、いろんな国から輸入されている。 スウェーデンの食材宅配大手のMat.seで見てみると、アボカドはペルー、南アフリカ共和国、メ…

一年で一番読まれた記事10本をまとめました!swelog weekend

(トップに固定表示しています) 無事「毎日更新」を1年続けることができたこのブログ。今日もありがとうございます! 一周年記念に、この一年で一番読まれた記事を10本リストアップしてnoteにまとめました。のんびり、ほっこり、でもちょっと未来的なスウ…

ありがとう! みなさんのおかげでswelog1周年!

去年の8月9日にいろんな偶然が重なって書き始めた、ちょっとした驚きをもったスウェーデンのニュースを紹介するブログ、swelog。 おかげさまでこれまで毎日更新することができ、本日1周年の記念日を迎えることができました。 続けることができたのもアク…

ベリーが不作で季節労働者はどうなる?

私達がいただいているスウェーデンの栄養価満載でおいしいブルーベリーやリンゴンベリー。高原や森に入れば野生のベリーが実っているが、散歩やハイキングの途中に楽しみながら摘むのとは異なり、仕事となれば体力的にきついベリー摘みの作業は毎年多くの季…

世界の果てで子供はデジタル・デトックス

夏休みのサマーキャンプや林間学校で、はじめて親元を離れてテントなどに泊まる経験をする子どもたちも多いだろう。私も小学校4年生ぐらいで子供会からキャンプに行き、カレーを作ったりテントに泊まった思い出は今でも鮮やかに残っている。 スウェーデン最…

大人のアイスキャンディ

一体どこで売られていたのか? アルコール入りのアイスキャンディ(アルコール度数5%)がしばらく前から知らないうちにスーパーで販売されていて、また私の知らないうちに「その販売は国営の酒類販売チェーン店であるシステムボラーゲット(Systembolaget…

毎年6万5000台が盗まれる自転車は、自分で守る!

スウェーデン南部は伝統的に自転車の盗難が多い。スウェーデン全国で毎年6万5000台ほどの自転車が盗難にあうそうだが、その多くが南部のスコーネ地方、それもマルメとルンドでの盗難だ。 そこで最近、新手の自転車の盗難が増えている。 それは、電動自転車ま…

ネットショップで買った洋服の返品が引き起こす悪影響

スウェーデンではオープン・ショッピングといって一度購入したものを、破損などの理由がなくても返品できる。 お店によって返品できる期間は違うが、洋服もすごいバーゲンセールでもない限り返品可能。今ちょっと調べてみたら、H&Mではネットショップで買っ…

気候変動と原子力発電と、廃炉が作る未来の仕事 swelog weekend

マルメの人気の海岸からも遠くにバーセベック原子力発電所が望める 日本とスウェーデンではかけ離れている原子力発電の使用状況と国民の態度 「パンが焼けない」で火のついた原子力発電新設の議論 原子力発電は政治的問題から経済合理性の判断へ変わった 気…

市役所で働くロボットたち

私の住んでいるルンド市ではロボットが働いている。そう、市役所にいくとドラえもんに似たロボットが受付にいて「あなたの今日のご用はなんですか?」と聞いてくれる…… わけはなくて、デジタル化が進んでいるスウェーデンで、私は20年住んでいてもそもそも市…

スウェーデンでは所得格差はどうなっているのか?

スウェーデンには便利すぎるウェブサイトがあって、名前を入力するとその人の住所や年齢、電話番号を教えてくれたり、最近では住んでいる地区の似たような不動産の価格や住んでいる人たちの平均収入、人気のある車のモデル、どの政党を応援している人が多い…

Moving Sweden: Topp 3 がLGBTQ映画祭で受賞!

スウェーデンの最北部、ノールランドを舞台に18歳のアントンとダービットの恋を描いたアニメーション・ロマンティック・コメディ『Moving Sweden: Topp 3』がロスアンゼルスのLGBTQフィルム・フェスティバル、Outfestで最優秀長編映画観客賞を受賞した。 Out…

命の野外水練学校

「スウェーデン人は誰でも洋服を来たまま50メートル泳ぐことができる」。 こんな都市伝説、いったいいつ誰から聴いたかもう覚えていないが、スウェーデンでは泳げるかどうかはただのスポーツではなくて、生死を分ける問題として捉えられているという印象を強…

キャッシュレスの国の偽札

スコーネで500クローナ(約5900円)の偽札が続々発見されている。 ニュースに出ていたデルヤさんは500クローナ札でスーパーで支払いをしようとして、偽札だから受けとれないと拒否され、その後警察が来て尋問されることとなった。 彼女はその500クローナ札を…

薄着でバス乗車を断られたアマンダと運転手とバス運営会社

この金曜日のお昼頃、マルメのバスターミナルから簡単なトップスとショーツでバスに乗ろうとしたアマンダ・ハンソンさんは、薄着すぎるその格好が「乗車する際の洋服着用ポリシー」に反すると、運転手に乗車を断られた。 少しお腹がでているだけの格好をして…

高齢者は一人でゆったり暮らしたい

私がここ数年気になっているのは、若い時のひとり暮らしは楽しかったけど高齢者になって(かつ異国(!)で!)一人で暮らすのは寂しいのではないか、ということだ。私達には子供いないし、夫の方が若いけど統計を見る限りでは私の方が長生きしそうである。 …

ホッキョクキツネの赤ちゃん、少し増加

ホッキョクキツネ(Fjällräven、日本でも人気のスポーツブランドの名前でもある=フェールラーベン)も、スウェーデンでは早くも1928年から絶滅危険種リストに挙げられている動物。 スウェーデンを含むスカンジナビアの北極圏で個体数が減っているホッキョク…

未来への手紙・氷河の墓標編

「我々は何が起きているを理解していたし、何をするべきかも知っていた。やったかどうかは(これを読んでいる)あなたのみぞ知る。2019年8月」 これはアイスランドで初めて消滅した氷河、Okjökullを記念して作られた墓標ともいえる「未来への手紙」に記載さ…

スウェーデンは日本にとって食の宝庫?

スコーネ日本人会でもう15年くらい前かもしれませんが、みんなで松茸ごはんを食べたことがあります。この辺では採れませんが、もっと北の方にいくと「松茸」がとれ、スウェーデン産の松茸として京都の錦市場の有名なお店でも売られています。 村人が採ってき…

失業者を減らす理由をはっきりさせる

スコーネの中堅都市ランスクローナでは、長期間に渡って失業中の20歳〜25歳の若者に職探しのためのパーソナルコーチをつけることで、この年代の失業率を半減させることに成功しました。 2017年の時点で対象年齢の間で17%だった失業率が、この2年間で8%へと…