swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方などスウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

スウェーデン映画の行方

画像・『Charter』より 昨夜のオープニング・セレモニーで始まったヨーテボリ・フィルムフェステバル。今年も会期中に80ヶ国から集まった約400本の映画が上映され、北欧各国からノミネートされた新作の中から北欧映画大賞(ドラゴン・アワード)が決まる。 …

学校と自宅学習

オーランド(Åland)はスウェーデンとフィンランドの間のバルト海に位置する群島で、話されているのはスウェーデン語だが、政治的にはフィンランドの自治領だ。 そのオーランドへ、ある目的でスウェーデンから引っ越す人たちが近年目立っている。それは、子…

最北のバッテリー工場の人材探し

スウェーデン最北の地、シェルフテオのバッテリー企業、Northvolt(ノースボルト)。今後予定ではNorthvoltだけで2500人の規模になり、周辺産業を加えると全体絵1万人近くの人を雇用する必要があるとみられている。 さて、この北の地方にどのように人材を集…

ネットフリックス詐欺メール

目下、ネットフリックスからのメールに見せかけた詐欺メールが出回っている。 とても巧妙によく作られたこの詐欺メールは、支払い方法に関する情報をアップデートを依頼し、カード番号を入力するためのサイトに誘導してあなたのクレジットカード番号を盗み取…

気候危機のために旅行先の変更を考慮する人が8割

ヨーテボリ大学のツーリズム研究所が行った最新の調査研究によると、スウェーデン人の多くは気候危機に対応するために、休暇先とそこへ向かう移動手段を変更する準備があるそうだ。 調査対象者の80%が、太陽と暖かさを求めて遠くの国(例えばタイは長らくス…

今年も明るい!

昨日の夕方5時近く。気がつけば外がまだ薄明るい。 なんの話? とピンとこない人もいると思うが、この北の国に住んでいると、冬至を過ぎて最初に感じる「日が長くなった兆し」ほど、嬉しいものはない。 季節の習慣に遅れること一週間、わたしは昨日やっとク…

「いいところのないマイナス金利」にまた戻る?

つい先日解消されたマイナス金利だが、木曜日の財務大臣からの今後の暗い経済見通しを受けて、またマイナス金利に戻る話が浮上してきた。 この会見では今年のスウェーデンのBNPの伸びは1.1%、失業率は7%まで上昇するだろうと予測が発表された。財務大臣は…

個人や私企業が監視カメラでできること

木曜日に、ダニエル・クレイグがノリノリで主役をはっている最高に楽しい映画『ナイブス・アウト』を観にいったら、映画の中で監視カメラが印象的な使われ方ででてきた。 昨夜、大きなうちで一人で住んでいる義母宅で一緒にとった夕食の席では、最近増えてい…

環境のために「自分は人よりよくやっている」?

ヨーテボリ大学がスウェーデン、アメリカ、イギリス、インドの4000人を対象に行なった新しい調査では、私達は「自分は他の人よりも環境問題により取り組んでいる」と思ってしまう傾向があるそうだ。 具体的にここであげられている取り組みとは、例えば環境に…

スウェーデンの1月の桜

昨日は北極海に例年ほど氷がなくて砕氷船の出番がまだない、という話を書いたが、今朝も温かい気候の話をもう少し。 1月の温かい気候は全国各地で続いており、ストックホルムの桜の名所クングストレゴーデン(Kungsträgåden)では桜が開花した。 これからお…

失業中の砕氷船

砕氷船Oden号(画像・Sjöfartsverket ) スウェーデンの最北の港町、ルレオでは5隻の砕氷船が出番なく待機中だ。毎年この時期には北極圏の氷をバリバリ割っていたが、今年は特に暖かくこの先も2,3週間はまだまだ出番がなさそうだという。 砕氷船を所有し…

公共放送は一日35回の脅威にさらされる

スウェーデンの公共放送SVTは、サイバーアタックから地方局への物理的な攻撃まで、さまざまな形の脅威に平均で一日35回もさらされている。昨日、SVTのCEOハンナ・シェルネが明らかにした。 さらに、昨年は2度の重大なサイバーハッキングの試みが報告されて…

スウェーデンの空き家(問題)

日本には全国で800万軒もの空き家があると知った時には目を疑ったが、実家のある京都の街なかにも空き家があるような状態をみればその数字の高さもなんとなく理解できる。 それにくらべてスウェーデンでは、田舎に誰も使ってなさそうな家を時々みかける程度…

オロフ・パルメとジョン・ル・カレ

2、3日前にルンドの本屋のベストセラーリスト1位にジョン・ル・カレの本が並べられているのを見て、「え、新作? いったい今何歳だっけ?」と思っていたら、その翌日にはル・カレが「オロフ・パルメ賞」を受賞したニュースが伝えられた。 「新作?」と私…

小学校でもマインドフルネス

マインドフルネスを積極的に取り入れる学校が増えている。 ヨーテボリにあるISGRインターナショナルスクールは現在4年生の3つのクラスで一日10分のマインドフルネスを取り入れているが、効果があまりにも目覚ましいため、今年から20のクラスに導入を拡大する…

警察官不足を退職警察官が助ける

圧倒的に警察官が不足しているスウェーデン。 全国各地で、一度は退職した警察官を再雇用するケースが増えている。再雇用は特に(犯罪の多い?)スウェーデン南部で目立つが、今、全国で140名の退職者が職場に戻っている。 多くの再雇用者は殺人、誘拐などの…

ワイルド・スイミング

私がスウェーデンのカルバアドヒュース(Kallbadhus・多くは海上、湖上に経つサウナハウスで温まった後、海や湖に裸で飛び込む)を絶賛・喧伝するので、日本の友達が日本で流行っている「サ道」を教えてくれた。 なんでもサウナの道を極めるもの(コミックか…

SNSで金を乞う

経済的に厳しい状況にある人たちが、SNS上で見知らぬ人たちにお金の援助を乞うことのできるバーチャル・グループが増え続けている。 「福祉が充実している」はずのスウェーデンでも、行政から生活保護を受けるには、その前に自己の所有物を手放す必要がある…

5Gの使い方とエリクソン

まだ観ていなかった『未来のミライ』をお正月休暇中に観たら、出てきた車がボルボでなんだかほっこりしたが、ボルボグループにはボルボ建設機械 (Volvo CE: Volvo Constraction Equipment)という会社もあって、ホイールローダーと呼ばれる建設現場で使われる…

限界ぎりぎりの特別対応の給食

食物アレルギーや自分の信条、または宗教的な理由で特定の肉を食べない生徒など、スウェーデンの学校給食が様々な対応を迫られている話はここでも何度か取り上げた。 swelog.miraioffice.com 今日レポートされていたのは、学校側はきめ細かいやり方で対応し…

スウェーデンのWASPプロジェクトとは何か?

WASPとは、スウェーデンをAI技術で世界のトップにしようと、これから2029年までに55億スウェーデンクローナ(約635億円)を投入して行われる国家的規模のプロジェクト。ただし、その財源は国ではなく、スウェーデン一の大富豪ヴァレンベリ家だ。 (WASP = Wa…

スポティファイの水増し再生回数

さまざまな音楽アワードでも選考基準の一要素として使用されることも多いスポティファイでの再生回数。この数字を水増しするために、様々なごまかしが半ば公然と行われている。 昨年12月にダーゲンズ・ニュヘテルに掲載された記事(”金で買われた再生回数は…

ロブスターのニュース

どういったきっかけでこのメディアを発見したのか覚えていないのだけれど、去年の夏の終わりくらいから『Lobsterr Letter』というニュースレターを購読している。 毎週北欧時間の月曜日の朝起きると、メールの受信ホルダーに届いているこのニュースレターが…

アナログな新年の誓い

新年の誓い立てましたか? 去年読んだ本『デジタル・ミニマリスト』の著者、カル・ニューポートの元旦のニュースレターが" The Analog Janurary Challenge"というタイトルで、この1月は以下の5つのアナログ・チャンレンジをやってみよう!というものでした…

ヨハン・ロックストロームと迎える「真実の新年」

「Gott Nytt år! (新年おめでとう!)ロックストロームのラジオ番組、もう聴いた? 年始めに必須!」 3時まで起きていた大晦日から一夜明け、年越しを一緒に過ごした友人夫妻とゆっくりお雑煮をいただいた後、のんびり後片付けをしていると夫がラジオ番組…

増える人口、減る人口。2020年、あなたはどこに住む?

私は毎回新しいエピソードを楽しみに聞いているポッドキャストがあって、それは「こんにちは未来」という名前だ。 こんにちは未来 〜テックはいいから 佐久間 裕美子 + 若林 恵 個人ジャーナル ¥0 podcasts.apple.com ”NY在住のジャーナリスト 佐久間裕美子…

変わる法律・2020年版

ちょうど一年前にも2019年から変更される法規制のことを取り上げた。 swelog.miraioffice.com この時取り上げたのは、1,受信料から放送税へ、2.歯科費用無料制度の23歳までの延長、3.ギャンブルのオープン化と関連法規性などだったが、1年を通じてそ…

図書館新築・改築ブーム

基礎教育や老人介護などを運営し、どこも厳しい財政事情で人員削減や事業縮小などが伝えられるスウェーデンのコミューン運営(市町村)。 しかし、そんな中でもこれからの5年間で図書館の新築や増築のブームがやってきそうだ。全国に290あるコミューンにス…

スウェーデンの誰も知らない新語大賞

ちょうど去年の今頃、スウェーデンの新語大賞をこのブログで扱った時は「流行らない新語大賞」とタイトルをつけた。その後、新語リストの中から「Flygskam(飛び恥)」は日本のニュースでも紹介される単語に育った。 swelog.miraioffice.com 今年も発表され…

2019年・マルメのエンタメ10大ニュース

地元の新聞Sydsvenskanに、今年のマルメのエンタメ・トレンド10大ニュースがまとめられていた。これに興味のある人が私以外にもいるのかわからないけど、ちょっと紹介します。 1.イケてるレストランがモッラン(Möllan=Möllevångtorget界隈)から逃げ出す…