swelog 今日のスウェーデンのニュース

スウェーデンのニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

燃えるエスキルストゥーナ。沈みゆくマルメ。

スウェーデンの中堅都市エスキルストゥーナで起きている車が燃やされる大量の放火事件。警察は日曜日の夜起こった一連の放火事件を、警察がギャング団の中心人物を逮捕したことへの報復行為ではないかと見ている。 逮捕されたのは35歳くらいの男性で、数週間…

性同一性障害を持つ子どもへのホルモン治療をめぐる論争

ストックホルムのカロリンスカ大学病院は、性同一性障害を持つ子どもへのホルモン治療を中止することを決定した。治療法はまだ不確実で、患者へのリスクを伴う可能性があるとの判断からされたこの決定への、反論の声も高くなっている。 ストックホルムのKID…

weekend nr6. 競泳選手と生理の赤い血。タブーをやぶるスウェーデンの水泳クラブ

nr6. 競泳選手と生理の赤い血。タブーをやぶるスウェーデンの水泳クラブ swelogニュースレターnr6. 本日も配信しました今回は昨夜遅くにコペンハーゲンの空港で受けたコロナの検査のことと、水泳選手と月経の話を書いていますもちろん今週のswelogの記事まと…

LGBTQの最初のデモから50年

50年前のスウェーデンでは同性愛は病気だとされており、LGBTQであるとカミングアウトする人はほとんどいなかった。公共放送のSVTでは、医師が同性愛者を「改心させる(!)」ために電気ショックを与える手法が紹介され、番組のレポーターは電気ショック療法…

インフルエンサー、ユーチューバーと失業保険

失業してジャーナリスト失業保険組合から失業手当がもらえることがわかったオットー・エケヴィさんは、それを機会にYoutubeチャンネルを開設して、パルメ殺人事件に関する番組の投稿を始めた。 これまでの8ヶ月間を通して、送金アプリのSwishからの寄付やYo…

妊活アプリの個人情報漏えい

「妊活アプリの個人情報漏えい問題」のニュース表題を見て思い出したのは、少し前のLINEの個人情報取り扱いに関する一連の報道だったが、こちらのスウェーデンの妊活アプリ報道の内容はもっと具体的で深刻だった。 スウェーデンで人気のあるいくつかの妊活ア…

metooと名誉毀損

一読しただけでは、その問題点は何なのか、何が議論されなければならないのか、何について判断をするべきで、そのために知らなければならない情報は何なのか、ということがよくわからないニュースがある。 今日取り上げた「metooの名誉毀損で訴えられた女性…

気候心理学者

「気候心理学者」という聞き慣れない肩書きでニュースで紹介されていたのは、ノルウェーの研究者で、緑の環境党の政治家でもある、ペール・エスペン・ストクネスさん。彼が解説するのは「私たちはなぜ気候変動を真剣に受け止めず、本気で取り組まないのか?…

血液型は占いではなく、病気の診断や治療に使う

スウェーデンの人口の約半数を対象とした超・大規模な研究でわかったのは、血液型と特定の病気になるリスクとの間の明確な関連性。 この研究 を指導したスウェーデン・ルンド大学の血液・輸血医学部のマーティン・オルソン教授は「もしもひとつの血液型がす…

weekend nr5. 声がつくる未来。Voice-only-networks

先程配信した今週号は「声」のお話です nr5. 声がつくる未来。Voice-only-networks swelog weekend、今週は「声がつくる未来」スウェーデンでのClubhouseの停滞、ポッドキャストへ流れるYoutuberの話や声の魅力がいちばん輝く場所に関する個人的な考察、など…

PCR検査、コロナ検査の個人の値段、国の費用

今回のスウェーデン↔日本間の渡航(デンマーク、オランダ経由)の渡航に際して、自費で行ったPCR検査の費用は、スウェーデンのマルメで受けたものが1950クローナ(約26,000円)、そして来週のスウェーデンへの帰国に合わせて今、京都のクリニックへ予約した…

コロナ世代の高学歴で、影に隠れる若年層失業率

スウェーデンで2020年の初夏に高校を卒業した「コロナ世代(coronakullen・coronastudenter)」と名付けられた若者たちは、卒業後に仕事を見つけることが難しく、総合大学や専門単科大学で学業を続ける人が多かったことが、統計結果からも顕著に現れた。 2020…

ドローン街道

スウェーデンのリンショーピング大学で研究が進んでいるのが、道路ならぬ、航路ならぬ、来る近未来のドローンのための空の道、人呼んで「ドロー路」(すみません、今勝手に名付けました) 数多くのドローンが空を駆け巡ることが予想される今、世界中でドロー…

コロナが加速した高齢者のネットオークション ブーム

コロナ禍で会場でのオークション開催ができない今、オンライン・オークションサイトが絶好調だ。この成長を支えているのは、80代、90代の新しいネットオークションサイト利用者たち。 みんながよく利用するのはスウェーデン、そしてヨーロッパで人気のオンラ…

法令がくっきり変えたプラスティックとの付き合い方

レジ袋税が導入されて1年がたったスウェーデンでは、今レジ袋を買うと大体一枚7クローナ(約90円) 程度する。例えばノルショーピングのスーパーICA Maxiでは、レジでプラスティクのレジ袋の販売は75%減った。 そして去年の7月からレジ袋の有料化が始まっ…

スウェーデン防衛軍の「存在しない女たち」問題、解決へ

スウェーデン防衛軍で目下進行中なのは「装備供給の平等プロジェクト」だ。このプロジェクトは防衛軍で供給される軍服や防備具などで、女性の隊員にも合わせたものを平等に供給することを目指す。半年前から始まったこのプロジェクトは5年後の完遂を予定し…

weekend nr4. ニュースレターSubstackバブルは本物か? スウェーデンのメディア専門紙の分析

swelog weekend更新しています。よろしくお願いします! nr4. ニュースレターSubstackバブルは本物か? スウェーデンのメディア専門紙の分析 swelog weekend 、今週はニュースレターを分析するニュースレターになっております。てへhttps://t.co/Irle4UJZ6C …

国土全体で100%の高速インターネット接続を目指すスウェーデンと、その道程

スウェーデンは、高速インターネットの提供レベルや遠隔地でのインターネットの普及率でEUの中でトップを走るデジタル化大国。2020年には国民の95%、そして2025年には全国民が高速インターネットへアクセスできることを現政権は目標として掲げている。 この…

週にたった6分の筋トレで健康に

14日間の隔離生活と連日、母が作ってくれるおいしいごはん(とたっぷりおやつ)で、なんだかすっかり運動不足になり3キロも体重が増えてしまった私が反応した今日のニュースは「週にたった6分の筋トレで体力増進」という、昨日SVTで放送された、家でのトレ…

体内埋め込みマイクロチップがつくる医療の未来

スウェーデンがどれだけ革新的な技術を世界におくり続けてきたか、という説明では必ずといっていいほど登場する「ペースメーカー」。体の中に機器を埋め込むペースメーカーの技術が実現したのは1958年。スウェーデンは、歯のインプラント技術の発祥国でもあ…

スウェーデン中央銀行の2024年までのゼロ金利

コロナは収束していないのに、なぜか景気は早くも回復基調。 そして回復基調にも関わらず、スウェーデンの中央銀行はこの先も2024年の第2四半期頃まで、現在のゼロ金利政策を続ける見込みであることプレスリリースで明らかにした。 スウェーデンで5年間続…

変異株のためのブースター・ワクチン

スウェーデンの公衆衛生庁の予防接種部門の責任者ソーレン・アンデションによると、新型コロナウイルスで今感染の広まっている変異種への対応策として、追加のワクチン接種が必要になる可能性がある。 ワクチン開発に関わる製薬企業が目下開発を進めている変…

ワクチン接種予約のデジタル・デバイド

高齢者でも、スマホやスマホアプリを難なく使いこなす人が多いスウェーデンでも対象者が80歳台、90歳代となってくるとやはりデジタル化率は低くなる。 目下進行中の新型コロナのワクチン接種の予約は、スウェーデンで広く普及しているBank−IDという個人認証…

weekend 番外号・息と言葉の特別な一週間

番外号・息と言葉の特別な一週間 今週のswelog weekendはちょっと趣の違う番外号です。 私を包むすべての出来事や思いに感謝して。 ありがとう

コロナが終わると株価も暴落?

ストックホルム証券取引所で取引される株価は4月に入っても上昇を続けており、2020年の3月にあった株価クラッシュ以来90%も上昇した。この傾向はこの先もしばらく続く見込みだが、専門家の中にはまもなく株価は暴落するだろうと考える人たちもいる。 現在…

獣医への脅迫、嫌がらせ

スウェーデンのミット大学からこの度発表された研究結果では、ペットの飼い主からの 獣医への脅迫や嫌がらせの問題が深刻化していることがわかった。またペットの飼い主との接触に不安やストレスを感じている獣医の例が多く報告されている。 ペットの飼い主…

消えゆく空港

東京なら羽田、大阪なら伊丹空港に近い位置づけであったストックホルム郊外のブロッマ空港の閉鎖をスウェーデン政府が検討している。ペール・ボールンド環境大臣が昨日の記者会見で、ブロッマ空港の閉鎖とそれに伴うアーランダ空港(成田や関空のような大規…

世界で脅かされる報道の自由

今年も「国境なき記者団(Reporters without Borders)」による世界各国の「報道の自由度指数」が発表された。ジャーナリストが自由に情報を入手、そして入手した情報を発表することを妨げるものを数値化し表すこのインデックスからは、報道をめぐる状況は20…

女性への暴力は厳罰化よりも、より一層の検挙を

先週の15日の木曜日、スウェーデンのリンショーピングの駅付近で白昼堂々女性が男性にナイフで刺され殺害されるという衝撃的な事件が起きた。またこの3週間で女性が被害者となる同様の殺人事件が5件も立て続けに起こっており、このような痛ましい犯罪をど…

スウェーデンでも検討の始まったホロコースト否定禁止法

スウェーデン政府はホロコーストの否定を違法化するための準備に入った。モルガン・ヨハンソン法務大臣がラジオの番組で言及した。ヨハンソンは、政府がこの法律化を検討するために国会の特別委員会を設置を決定したと明かした。委員会には国会に議席をもつ…

© Hiromi Blomberg 2021