swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

美容整形のニュース

人気のある、美容整形でひどい目にあった人の話 少し時間がたって忘れた頃に「美容整形でひどい目にあった人の話」が結構大々的に繰り返し報道される。タブロイド紙だけではなくテレビや全国紙でも被害者の写真入りででてくる。 日本では同様のニュースを読…

冬時間・夏時間

毎年よくわからなくなる冬時間への変更 毎年やっていることなのに、ややこしくなるのは他のスウェーデン人も同じようで、いつもこの時期になると「冬時間にはいつどうやって変更しますよー」という記事がでる。 最近は夏時間の取りやめについてEU内でも議論…

スウェーデン民主党と経済

選挙が終わってそろそろ3週間になるが、過半数を形成できる政党間の協力体制がまだ確立されていないので、どのような政府になるのかはまだまだ先が見えない。 そんななか各省庁で働く公務員がスウェーデン民主党の影響力のある政府の元で働くのは不安です、…

友達のいないインフルエンサー

若者(というよりは子供?)にYoutubeで圧倒的人気のピューディパイも押しのけて、去年に続き今年もスウェーデンで一番のインフルエンサーになったヨッケ&ヨンナ (Jocke & Jonna)。 音楽プロデューサーのヨッケとその妻のヨンナのYoutubeとInstagramは、今…

退職年齢70歳

マルメで結構いけるベトナムのランチを友人と食べながら「もうこれくらいの歳なんだから、そんなに頑張って以前と同じように働かなくていいんじゃないかと思う」と話している自分。体力的にもやはりもう30代の頃と同じようには働けない。 70歳か、75歳頃まで…

ブックレス

この木曜日からヨーテボリで「本の見本市」が始まる。 本屋はスウェーデンでもすごい勢いで減っている。が、2018年の上半期の出版業界の売上は6%上昇した。これは従来の本をEコマースで買う人が増えたのと、朗読をストリーミングを聞いたりPDFやキンドルな…

長くて熱い秋

今日、スウェーデン民主党が右派連合に協力する形で、国会の議長がこれまでの野党である穏健派のアンドレアス・ノルレーンに決まった。 が、右派連合側のどの党も、極右政党スウェーデン民主党とは組まないといっている。 社会民主党のステファン・ロベーン…

『スウェーデンのニュース』問題

先週末、中国人観光客がストックホルム警察にホテルから追い出された件だけでも中国から抗議が来ていたのに、この金曜日のプライム・タイムに放映された政治風刺コメディ番組『スウェーデンのニュース (Svenska Nyheter)』でイェスパー・ロンダルがやった中…

マリファナ株

気持ちのいい秋の週末の2日間、両日朝の9時から夕方の5時まで缶詰になって株式投資の基礎を学ぼうと集まってくるのはどんな人なのか? 講師も生徒もまったく怪しい人はおらず(そうね、私が参加するくらいだし)きっと盆栽の手入れの仕方のセミナーといっ…

その肉どこから?

スウェーデンでずっと使い続けていた有機「Shoyu」がいつの間にか中国産になっていたことを知った本日。やっぱりちょっとショック。もう10年以上も前かな、買い始めた頃は日本のお醤油だったと思うんだけど? 日本のメーカーが販売しているヨーロッパのエコ…

「文化人」アルノー

村上春樹がこんな中途半端な賞をとってしまったらどうしようと心配していた人は私だけではなかったであろうから、先週のノミネート辞退のニュースにホッと胸をなでおろした人も多かったはず。 そして、今週。今年のノーベル文学賞が中止になった直接の原因で…

世界で一番の仕事

スウェーデンほとんどの大学のジャーナリズムの授業で使われている教科書「レポーター (Reporter - Groundbok i Jounaristik)」を読んでいる。 2009年にこの本が出るまでジャーナリズム学科で使われているスウェーデン語の教科書らしい教科書はなかったそう…

公共放送と自己メディア

デンマークからは今日、国営放送が400人解雇するニュースが。 前回の選挙で、政府に大きく食い込んだ右派ポピュリズム政党であるデンマーク国民党が進めてきたこの件で、2020年までにデンマークの現在6つある国営テレビチャネルのうち2つはストリーミングの…

ストックホルムとマルメ

週末はストックホルムの都市開発の事例を求めて、サテライト都市を巡る。ルンドから来るとストックホルムは大都会。でも地下鉄や郊外電車で15分、20分行くと緑が広がりゆったりとした住宅地が待っている。 時代、時代でさまざまな公開実験を繰り返しながら都…

新聞の値段とFacebook

いつもはネットで読んでいるダーゲンス・ニュへテルを、ホテルで朝ごはんを食べながら読む。慣れもあるのだろうけど、やはり紙の新聞の一覧性は素晴らしい。 でも、一部で買うと49クローナ(約610円)となっていて、これじゃよっぽどのことがないと買わない。…

水面下に潜むリスク

早朝ストックホルム行きのX2000に乗る。隣は4ヶ月のまだまだ小さな女の子の赤ちゃんと2人で旅する若いお父さん。お昼間に乳母車を押す育児休暇中のお父さんは結構普通に見かけても、赤ちゃんと2人で旅行するお父さんには、たぶん初めて会った。 午後「美しい…

高度でバランスがとれた人

街でヤコブに会った。 昔一緒に働いた同僚。私の長い勤め人生活の中でも、一番楽しい時を一緒に過ごした人なので、会うと単純に嬉しい。初めてあった時ヤコブはまだ学生だったけど、今3人いる息子はそれぞれ12、10、8歳になったそう。 彼は、なんというかモ…

駐車場の看板の文字認識

マルメにMapillary(マピラリー)というスタートアップがあって、顔認識の技術をアップルに売ったヤンさんが、その後確か2013年頃に創立してクラウドソーシング方式で「みんなで作るグーグルストリートビュー」みたいなサービスを提供している。 コンピュー…

スウェーデンのオレオレ詐欺

フィンテック先進国・スウェーデンンのキャッシュレスの状況をブログに書いてから、もうそろそろ2年も経つので、その後を状況をまとめようかと思い、最初はe-クローナについて情報を集めていた。 でもやはり気になるのは、スウェーデンのオレオレ詐欺ともい…

課題は山積み中

海外で事前投票された分はまだすべて届いておらず、未だにカウントされていない票があるし、間違えた数字を提出してしまった選挙管理委員会もあったみたいだけど、結果についてはほぼわかっているけど何も決まっていない状態が今。 ちょっと落ち着いてくると…

人生のプランB

住んでいる分譲アパートの同じ棟にイラン人の家族が住んでいる。 家族とはいってもみんなが一つのアパートに一緒に住んでいるのではなく、70歳を超えるお母さんが1戸、3人いる娘さんのうち2人がそれぞれの家族と一緒に個々のアパートに別々に住んでいる。…

それでこれから

選挙が終わった。 今、午後10時現在で半分くらいの開票が終わり、私が想定していた最悪の状況にはならないようにみえるけど、これから先スウェーデンの舵取りを誰がしていくのかさっぱりわからない結果のように思える。 他にもいろいろ混乱しているみたいだ…

変えない努力

季節は確実に秋になったことを初めて実感する週末。急な雨と太陽が交錯し、ちょっと強めの風は、もうしっかりした服装が必要なことを思い出させてくれる。喉が少しいたい。 前回の選挙で、保守自由主義政党である穏健党への投票率が約6割を占めたスコーネ南…

高齢者用住宅の見学

コミューンから「今日からでも入居できますよ」と連絡をもらって、認知症の高齢者用のアパートを見にいった。 認知症の進んできている義父のために、今はホーム・ヘルパーに週に何回か数時間ずつきてもらう形で義母が面倒をみている。 少し前まではデイケア…

スウェーデン中銀総裁とチャット

台風や水害については、前の夜から大変なことになってそうとわかっていることがあっても、地震だけは朝起きて一番のニュースで知ることが多い。ゆったりとして朝を迎えたくとも、最近は日本で何が起こるのか予測がつかないので、起きるとやっぱりニュースを…

現状把握できてる?

人は自己の現状認識にもとづいて選択を行う(例えば選挙の投票)。 現状をどのように把握しているかは、もちろん個々人によって異なる。しかし、現状の切り口が異なるといった主観的な角度からの差異ではなく、単純な数字の把握などが間違っていては、当然自…

Good Sweden, Bad Sweden

夕方、事前投票の会場となっている街中の図書館にいったら投票所でかなりの列。一斉投票日まで待っていたらずいぶん並ぶことになるのかな?4年前、前回の選挙では42.1%の人が事前投票している。 選挙を前にしてニューヨーク・タイムズ、ガーディアンやドイ…

ポッドキャスト大国

スウェーデン公共ラジオの番組プロデューサーや番組ホストが、つきっきりでポッドキャストの制作方法を教えてくれるクラッシュコース・ワークショプに参加してきた。 今週のマルメは、8年目に入ったヒップなコンフェランス、The Conferenceが開催されている…

素直ではやっていけない

投票日まで後一週間。夫は早々と事前投票を済ませたそうだが、私はなんとなく投票日に会場に行ってみたいような気がしているので来週の日曜日まで待とう。 今朝のニュースは、極右政党のスウェーデン民主党は前回の国政選挙で第三の勢力を持つ党になり、今回…

ボヘミアン・マルメ

マルメのノーベル広場からモッレヴォンゲン (Möllevågen)、サンクト・クヌッツ広場(St. Kunts torg)のあたりを久しぶりに歩く。 これこれ、この肩の力の抜けた感じ。 ベーガン料理を出してくれる10軒のレストラン、カフェを巡って軽く一品ずついただくという…

© Hiromi Blomberg 2023