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意味のない署名

先週の木曜日に地域の公共交通局からメールが来た。9月14日からアプリ上でクレジットカードと連携した切符の購入がスムーズにいかないかもしれないでの、できるだけ前もってチケットを購入することをすすめると書いてある。

メールの背景は、この度EUで導入されたPSD2(Payment Service Directive 2、よりセキュリティの高い支払い方法)という新しい取り決め。

この変更の主な点は、クレジットやデビットカードでのお店での支払いの際に「署名」により認証が認められなくなったこと。これがネット上での買い物になるとカード番号とカード背面にあるCVCを入力するだけではだめで、常に暗証番号やBank ID(個人認証アプリ)での確認を求められるということになるらしい。

具体的に支払い時にどのようなプロセスになるかは銀行によって異なるそうだが、例えばお店でのカードターミナルの上にカードをかざすだけの決済方式(BLIPP)が減っていき、これからは少額であっても暗証番号を求められることが増えるはずだ。

便利でもセキュリティがざるでは意味がないので、私たちは不便を喜ぶべきなのだろう。

それにしても個人を証明するものとして長らく信頼されてきた「署名」より、暗証番号という数字の配列が信頼されるようになったとは、ちょっと複雑な気持ちです。

「サインは無効」。カード支払いのセキュリティが強化される。