swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方などスウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

ビジネス・経済・技術

顔認識によるサービスの向上よりも、普通のサービスでいいから!

昨日のブログ記事で、いつもフィンランドの空港でスキャンしている私の生体認証(指紋認証や顔認識)の情報、誰がアクセスできるかな? と疑問に思ったばかり。 今朝は100万人以上の生体認証データがセキュリティの甘い状態で放置されていたというニュースが…

ベリーが不作で季節労働者はどうなる?

私達がいただいているスウェーデンの栄養価満載でおいしいブルーベリーやリンゴンベリー。高原や森に入れば野生のベリーが実っているが、散歩やハイキングの途中に楽しみながら摘むのとは異なり、仕事となれば体力的にきついベリー摘みの作業は毎年多くの季…

ネットショップで買った洋服の返品が引き起こす悪影響

スウェーデンではオープン・ショッピングといって一度購入したものを、破損などの理由がなくても返品できる。 お店によって返品できる期間は違うが、洋服もすごいバーゲンセールでもない限り返品可能。今ちょっと調べてみたら、H&Mではネットショップで買っ…

気候変動と原子力発電と、廃炉が作る未来の仕事 swelog weekend

マルメの人気の海岸からも遠くにバーセベック原子力発電所が望める 日本とスウェーデンではかけ離れている原子力発電の使用状況と国民の態度 「パンが焼けない」で火のついた原子力発電新設の議論 原子力発電は政治的問題から経済合理性の判断へ変わった 気…

市役所で働くロボットたち

私の住んでいるルンド市ではロボットが働いている。そう、市役所にいくとドラえもんに似たロボットが受付にいて「あなたの今日のご用はなんですか?」と聞いてくれる…… わけはなくて、デジタル化が進んでいるスウェーデンで、私は20年住んでいてもそもそも市…

スウェーデンは日本にとって食の宝庫?

スコーネ日本人会でもう15年くらい前かもしれませんが、みんなで松茸ごはんを食べたことがあります。この辺では採れませんが、もっと北の方にいくと「松茸」がとれ、スウェーデン産の松茸として京都の錦市場の有名なお店でも売られています。 村人が採ってき…

ブルーベリージュースの絞りカスをどう使う?

以前りんごジュースの絞りかすから使った後は食べることもできるマグカップを作る話を書きましたが、今日はブルーベリージュースの絞りカスの話です。 swelog.miraioffice.com マリー・アルミンガーさん始めとするヨーテボリのチャルマース工科大学の研究者…

スウェーデンの森の広告

昔、広告業界で働いていた私ももう長らく忘れていた「意見広告」という言葉を思い出しました。今朝、いつものようにニュースをチェックしようと朝刊紙ダーゲンス・ニュヘテルのサイトにいったところ、出会ったのは増殖してどんどんページを埋めつくす森。(…

スウェーデンのパンの廃棄問題を解説します

ボロース大学とスウェーデン農科大学の研究レポートによると、スウェーデンでは毎日219トンのパンが廃棄されています。そしてこの廃棄量はパン製造会社と大手スーパーチェーンの契約を変更することで削減が可能、と調査を行った研究者たちは見ています。一体…

イケアがスウェーデンでも太陽光パネル販売へ

イケアがこの秋からスウェーデンでも太陽光パネルの販売をはじめます。 イケアは既にドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、ポーランドとスイスで太陽光パネルの販売を始めており、スウェーデンでも太陽光パネルの取付まで行う販売にあたってのパートナーを…

進みすぎる銀行のキャッシュレス化を政府が阻止へ

スウェーデン財務省の規定審議会は、700億クローナ以上の預金のある大手銀行に顧客への現金引き出しサービスへの提供を義務付けさせようとしています。 このまま銀行側の論理だけでキャッシュレス化が進むと、ATMも現金を扱う銀行も国土からなくなってしまう…

77億円のホビー・プロジェクト スニーカーズアンスタッフ swelog weekend

世界が注目するスウェーデン発のスニーカーショップ 世界中のスニーカー狂(”スニーカーヘッズ”)に愛されるスウェーデン発のスニーカーショップ、Sneakersnstuff(スニーカーズンスタッフ。略称・SNS) 。SNSは今年の秋、アジアで初めてのお店を東京にオー…

ロボット自動判定ミスでもらえない給付をどうする?

今年2月に明らかになった、スウェーデンの雇用サービス局(Arbetsförmedlingen)が導入したロボットによる自動判定のミス。 ロボットの自動判定のミスにより、失業保険給付金などがきちんと支払われていない状況でした。ミスの割合は全体の10〜15%にも上る…

太陽と水しかいらない未来の燃料ステーション

スウェーデンの真ん中あたりにある人口が2万5千人にも満たない小さなコミューン、マリエスタッドにある燃料ステーションの運営に必要なものは太陽と水だけ。 コンテナのようにどこにでも設置することができ、しかも燃料満タンは誰でも無料。ただし、ここで…

スマート家電と電動キックボードのハッキング

スウェーデン王立工科大学が、電動キックボードや、ロボット掃除機やロボット芝刈り機などの、いわゆるスマート家電がいかに簡単にハッキングできるものなのか、その様子を公開している。 電動キックボードは他の人が使用中であっても、速度を変えるなど車体…

オーディオブックのビジネス論争 swelog weekend

月額169クローナ(約2000円 storytel)や149クローナ(Bookbeat)で、新刊も含めた話題の本までなんでも聴き放題のモデルで、ビジネスを伸ばしているオーディオブック・サブスクリプションサービス。 最近は本から読み上げたオーディオブックだけではなく、…

電動キックボードのはかなすぎるその命

毎日8000歩くらいを歩こうと決めていなかったら、私も絶対これまでに試していただろう電動キックボード。乗ってるのみかけると気持ちよさそうですよね。 でも超テキトーに乗り捨てられているのみたら、ちょっとイラッとしますよね。 しかし、この乗り物、乗…

アプリも断捨離

「スマホのアプリがあなたの位置情報を売って金を儲けている」ことは、このような情報に敏感な人は既にBuzzFeedやTechcrunchといったサイトの記事で知っているはずだ。 あなたの位置情報も売られているかもしれない (BuzzFeed) jp.techcrunch.com しかし多く…

最北の植民地・電力 swelog weekend

スウェーデンの最北ノールランド地方に、フェイスブックなどのプラットフォーマーの巨大データーセンターが続々計画、建設されている。その状況を、「これでは新しい植民地のようだ」反対運動へと動きだした地元の人達がいる。 例えばイェーブレ (Gävle) 市…

新しい街と大麻ハウス swelog weekend

そんなわくわくする持続可能なアイデアの数々の紹介の最後に登場したのが、大麻を使った建材で環境に優しい家を提案しているEkolution (エコリューション)というスタートアップ企業だった。 Ekolutionが提供しているのは、産業用大麻であるヘンプ(精神活性…

Klarna批判と消費者ローン

Klarna(クラーナ)はスウェーデン、フィンテック・スタートアップ界の巨人。 スカイプ、スポティファイの次にスウェーデン発のサービスで世界に大きく広がるものがあるとすればクラーナだろう。 Eコマース上のオンライン決済手段として伸びてきたクラーナは…

リンゴからバイオ・プラスティック

これまでプラスティックが使われていたような包装材や使い捨てのマグカップを、リンゴのカスから作り、使用後は食べることもできる。そんな技術の研究がボロースの大学で行われている。 コーヒーを飲んだ後にデザートにもなるこのマグカップは、リンゴの甘さ…

車と会話するテクニック

信号のない横断歩道などで車が止まってくれるのかどうかを確認したい時、私達は運転手の顔をみて確認しようとしないだろうか?いわゆるアイコンタクトをとり、運転手の意思をくみとろうとする。 この先、車が自動運転化されるだろう未来で、歩行者と車、また…

無人運転トラックが公道へ

スウェーデン中部の都市ヨンショッピングでも、無人運転のトラックが間もなく公道を走り始める。 とはいっても、これはまだプロジェクト段階で、産業地区にある運送会社DBシェンカーの貨物ターミナルと倉庫の間を走ることのみが許可された形だ。監督者が常に…

「アップル税」を訴えるスポティファイ

スポティファイがアップルを欧州委員会の公正取引委員会へ訴えた。 スポティファイ創業者のダニエル・エクがその経緯を自身のブログに書いている。 アップルは、iOSとApp Storeを所有した上で、スポティファイと競合するサービスApple Musicも提供している立…

3Dプリンターで作るライフルとバイアスロン

冬でもほとんど雪の降らない中途半端な北欧に住んでいるせいか、ウインタースポーツからは遠い毎日。今日からスウェーデンのエステルスンドでバイアスロンの世界選手権が行われるのにも、さっき気がついた。 バイアスロン、そうあの射撃とクロスカントリーが…

デンマークの工業リサイクル

カロンボー工業団地 デンマーク東部、スウェーデンに一番近いシェラン地区。その最北西部にあるカロンボー工業団地の取り組みが注目を集めており、世界中から見学者が後を絶たないそうだ。 カロンボーまではコペンハーゲンから電車で2時間くらいの距離。私…

顔認識で恋愛を

警察が顔認識技術を使い始める時 ここ数年スウェーデンの警察で検証されていた顔認識技術は実用レベルに達しているとの結果がでて、間もなく現場での使用が開始される見込みだ。アメリカやイギリスの警察では既に顔認識技術は実用化されている。 容疑者の情…

音声のNetflixとYouTubeを手に入れたSpotify

スウェーデンではお祝いムード 2006年の会社設立から13年。 2018年の第4四半期に初めて利益をだしたSpotifyの業績リポートの発表を受け、スウェーデンの経済紙は「シャンパンで祝おう」と評し、Spotifyが上場しているニューヨーク市場では株価は5%の下落か…

EPAと日本の食

喜んでいていいのだろうか? 先週の金曜日に発効された日本とEU間の経済連携協定、EPA。 関税額の変更、非課税障壁の撤廃、公共調達への参加の容易化、データ保護や知的財産権に関する項目に至るまでカバーする領域は多岐に渡るが、私達への普段の生活で一番…