swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方などスウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

ビジネス・経済・技術

ジーンズの未来・オーガニックデニム Nudie

今日は自分の好きなブランドについての話題なので、ちょっと嬉しい。 スウェーデンのヨーテボリでオーガニックデニムを使ったジーンズメーカーNudie Jeans (ヌーディー・ジーンズ)が創業したのは今から18年前の2001年。 (この記事でもヌーディーに触れて…

クリスマス倒産するのはどのチェーン店か?

スウェーデンでは「クリスマス商戦」の小売店の売上は、なんと今でも毎年伸び続けているそうだが、これは人口増とインフラによるところが大きい。(日本と全然違う!) しかし、従来お店はクリスマス時期の売上で、他の時期のマイナスの影響をカバーして年間…

ネット販売が増えすぎてトラック運転手が足りない

気候危機問題に敏感に反応して飛行機の利用を控えてみたりスーパーや衣料品店でショップ袋の利用をマイマイバックへと替えたりするスウェーデン人も、まだEコマースの利用を減らそうという考えへは移行していないようだ。 本や日用雑貨、コスメタリーや化粧…

再生プラスティックの需用の法則

飲みものなどのペットボトル。この容器の材料として使われる再生プラスティックの価格がヨーロッパでは新生プラスティックより高くなった、と製造材料価格分析会社であるS&Pがレポートにまとめている。 背景には再生プラスティックの需用が増えたことと、新…

よくわからない5Gのニュース

大きなニュースになっていて話されていることの大枠はわかるものの、実際その中身がよくわからないニュースがある。たとえば、この新しい携帯通信網である5Gとそれを世界へ提供している中国企業のHuawei関連の一連のニュースだ。 以前からHuaweiの提供する…

再生可能だからといって電力消費を増やしていいのか?

スウェーデンの電力使用量はこの先2045年までに60%増え、この増加分をすべて風力発電で賄うとすると新たに風力発電基が14,400、すべて原子力発電なら今のリングハルス1号基と同じ発電力をもつものが11基必要になる計算だという。これはスウェーデンの経団…

土壌分解される木でできたプラスティク

スウェーデン、スンスバル にあるミット大学の研究者たちは、木の繊維質であるセルロースを素材とし土壌で分解するプラスティック素材を開発した。 現在の石油ベースで自然環境のなかでいつまでも分解されないまま残ってしまうプラスティックに替わって使用…

ボルボにみる「成長と発展」の捉え方

今年の上半期、ボルボは34万台を売り上げてボルボ史上最高の売上を記録した。しかし、同時に750人の人員削減を決定した。販売台数が増え売上も増えても、競合との間での価格競争や新しい関税の適応などが利益を圧迫しコストを削減する必要がある。 会社の「…

風力発電ブームで電気の使い方が変わる

スウェーデンで風力発電所の建設ブームがおきている。 これから2022年までの4年間で、現在スウェーデン全体の発電量の12%を占めている風力発電の割合は25%まで伸びる予定だ。スウェーデンでは来年にかけてリングハルス原子力発電所の2基が操業を止めるこ…

「牛乳なんてやめろ!」広告戦争とその未来 swelog weekend

スウェーデン発のオート麦ミルクは牛乳を駆逐(したい) オートリー(Oatly)はスウェーデン発のオート麦を原料とする人気の植物性ミルクのブランドだ。酪農と肉牛の環境への負荷が議論になっている今、オートミルクの人気はスウェーデンだけでなくアメリカ…

意味のない署名

先週の木曜日に地域の公共交通局からメールが来た。9月14日からアプリ上でクレジットカードと連携した切符の購入がスムーズにいかないかもしれないでの、できるだけ前もってチケットを購入することをすすめると書いてある。 メールの背景は、この度EUで導入…

変わる電動キックボードをめぐる状況

スウェーデンで電動キックボードが出現したのはたった1年ほど前の2018年8月。 今、ストックホルムではスウェーデンのスタートアップであるVio、ドイツから来たLimeの他にも7社が参入してすごい状況になっている。 導入当初は一般の消費者向けの電動キック…

街中のおしゃれセカンドハンド・ショップとお店の未来 swelog weekend

みなさーん、noteっていうサービス・アプリはお使いでしょうか? 最近いろんな雑多な長めの文章をnoteに書いていて、今日のweekendもそちらで書いた記事を紹介させてください。 昨日、公開した少し長めのビジネスよりの記事です。 note.mu あ、先週はこんな…

現金を一掃したSwishは運営面の不安定さを残したまま成長する

固有の携帯電話番号に結び付けられた銀行口座への振込をスマートフォンを介して瞬時に決済できるシステムとアプリであるSwish。 2012年に、主に個人の銀行口座間決済をスマートフォンで簡単かつ安全に行うことを目的にスウェーデンの主要銀行が共同で開発し…

スウェーデンで変わるSNSの使われ方

最新の「スウェーデン人とインターネット」レポート(2018年調査)によると、スウェーデン人のFacebookの使い方に変化がでてきている。 Facebookの利用率は若者の間では減っているが高齢層ではまだ増え続けている。しかしアプリやサービスは使っているものの…

消費税率変更でデジタル本の売上はどうなった?『ミレニアム』最新作の販売価格は? swelog weekend

この7月から税率が25%から6%へと変更されたスウェーデンの電子書籍、オーディオブックの消費税。(変更の背景はこちらの記事をどうぞ) swelog.miraioffice.com 下がった消費税分を価格に反映させ値段を下げたところもあれば、消費者への価格は据え置きで…

顔認識によるサービスの向上よりも、普通のサービスでいいから!

昨日のブログ記事で、いつもフィンランドの空港でスキャンしている私の生体認証(指紋認証や顔認識)の情報、誰がアクセスできるかな? と疑問に思ったばかり。 今朝は100万人以上の生体認証データがセキュリティの甘い状態で放置されていたというニュースが…

ベリーが不作で季節労働者はどうなる?

私達がいただいているスウェーデンの栄養価満載でおいしいブルーベリーやリンゴンベリー。高原や森に入れば野生のベリーが実っているが、散歩やハイキングの途中に楽しみながら摘むのとは異なり、仕事となれば体力的にきついベリー摘みの作業は毎年多くの季…

ネットショップで買った洋服の返品が引き起こす悪影響

スウェーデンではオープン・ショッピングといって一度購入したものを、破損などの理由がなくても返品できる。 お店によって返品できる期間は違うが、洋服もすごいバーゲンセールでもない限り返品可能。今ちょっと調べてみたら、H&Mではネットショップで買っ…

気候変動と原子力発電と、廃炉が作る未来の仕事 swelog weekend

マルメの人気の海岸からも遠くにバーセベック原子力発電所が望める 日本とスウェーデンではかけ離れている原子力発電の使用状況と国民の態度 「パンが焼けない」で火のついた原子力発電新設の議論 原子力発電は政治的問題から経済合理性の判断へ変わった 気…

市役所で働くロボットたち

私の住んでいるルンド市ではロボットが働いている。そう、市役所にいくとドラえもんに似たロボットが受付にいて「あなたの今日のご用はなんですか?」と聞いてくれる…… わけはなくて、デジタル化が進んでいるスウェーデンで、私は20年住んでいてもそもそも市…

スウェーデンは日本にとって食の宝庫?

スコーネ日本人会でもう15年くらい前かもしれませんが、みんなで松茸ごはんを食べたことがあります。この辺では採れませんが、もっと北の方にいくと「松茸」がとれ、スウェーデン産の松茸として京都の錦市場の有名なお店でも売られています。 村人が採ってき…

ブルーベリージュースの絞りカスをどう使う?

以前りんごジュースの絞りかすから使った後は食べることもできるマグカップを作る話を書きましたが、今日はブルーベリージュースの絞りカスの話です。 swelog.miraioffice.com マリー・アルミンガーさん始めとするヨーテボリのチャルマース工科大学の研究者…

スウェーデンの森の広告

昔、広告業界で働いていた私ももう長らく忘れていた「意見広告」という言葉を思い出しました。今朝、いつものようにニュースをチェックしようと朝刊紙ダーゲンス・ニュヘテルのサイトにいったところ、出会ったのは増殖してどんどんページを埋めつくす森。(…

スウェーデンのパンの廃棄問題を解説します

ボロース大学とスウェーデン農科大学の研究レポートによると、スウェーデンでは毎日219トンのパンが廃棄されています。そしてこの廃棄量はパン製造会社と大手スーパーチェーンの契約を変更することで削減が可能、と調査を行った研究者たちは見ています。一体…

イケアがスウェーデンでも太陽光パネル販売へ

イケアがこの秋からスウェーデンでも太陽光パネルの販売をはじめます。 イケアは既にドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、ポーランドとスイスで太陽光パネルの販売を始めており、スウェーデンでも太陽光パネルの取付まで行う販売にあたってのパートナーを…

進みすぎる銀行のキャッシュレス化を政府が阻止へ

スウェーデン財務省の規定審議会は、700億クローナ以上の預金のある大手銀行に顧客への現金引き出しサービスへの提供を義務付けさせようとしています。 このまま銀行側の論理だけでキャッシュレス化が進むと、ATMも現金を扱う銀行も国土からなくなってしまう…

77億円のホビー・プロジェクト スニーカーズアンスタッフ swelog weekend

世界が注目するスウェーデン発のスニーカーショップ 世界中のスニーカー狂(”スニーカーヘッズ”)に愛されるスウェーデン発のスニーカーショップ、Sneakersnstuff(スニーカーズンスタッフ。略称・SNS) 。SNSは今年の秋、アジアで初めてのお店を東京にオー…

ロボット自動判定ミスでもらえない給付をどうする?

今年2月に明らかになった、スウェーデンの雇用サービス局(Arbetsförmedlingen)が導入したロボットによる自動判定のミス。 ロボットの自動判定のミスにより、失業保険給付金などがきちんと支払われていない状況でした。ミスの割合は全体の10〜15%にも上る…

太陽と水しかいらない未来の燃料ステーション

スウェーデンの真ん中あたりにある人口が2万5千人にも満たない小さなコミューン、マリエスタッドにある燃料ステーションの運営に必要なものは太陽と水だけ。 コンテナのようにどこにでも設置することができ、しかも燃料満タンは誰でも無料。ただし、ここで…