なんて、ちょっと昭和な日本語訳をつけてみたのは、先日スウェーデンの公共ラジオ局P1で真夜中から朝にかけて8時間生放送された、鳥の鳴き声を生中継するスロー・ラジオ。
昨年に続き2回めの試みだった今年の「Fågelsångsnatten」を放送時間中に聞いた人は46万人で、人口がスウェーデンの12倍の日本に置き換えるとざっと550万人以上の人が聞いたという感覚だろうか?
番組では北はアビスコから東はエーランド島まで、スウェーデン各地の様々な場所から71種類の鳥の鳴き声を生中継した。特に朝の4時頃から5時ごろまでは、多様な鳥のさえずりを中継地を切り替えて放送していくダイナミックな手法は好評で、聴衆者も昨年に比べて20%増えたそう。
番組のプロデューサーは「鳥の鳴き声は魂に寄り添って、人生を再び生きること、再びやってくる新しいチャンスを意味するのだと思う」と番組の人気を分析している。今も我が家の窓の外では、さわかやに、そして時にうるさい程のボリュームでいろんな鳥たちがさえずっています。
ちょっと近くに鳥なんていないわ、という方はこちらから鳥の歌声ナイトをどうぞ。聴きどころは4時から5時の間ですが、ハイライトを集めたダイジェスト版もあります😉
鳥の歌声ナイト、約50万人のリスナーを獲得で新記録(SVT)