swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方など、スウェーデンのニュースから毎日ひとつ選んで紹介しています

メディア・報道

スラタンへのインタビューで公共放送が払う罰金

スポーツニュースで、スラタン・イブラヒモビッチの利益に加担するような放送を行ったとして、スウェーデンの国営放送SVTが2万5000クローナ(約30万円)の罰金を払うことになった。 去年、番組では、スラタンがストックホルムに新しくオープンしたパデルセン…

インフルエンサーの倫理とお金と国税庁

2007年からブログを続け、今、スウェーデンで一番影響力をもつインフルエンサーの一人、アレクサンドラ・”キッシー”・ニルソン。 彼女の悩みは、インフルエンサーとしてどれくらい企業のマーケティング活動に関わっていいのか、その境目が曖昧なこと。消費者…

街からフリーペーパーがなくなる時

長い間スウェーデンのストックホルム、ヨーテボリやマルメといった都市区で、フリーペーパーのMetro(メトロ)は街の風景の一部だった。通勤の際には誰でも手に取る存在だった頃もはるか彼方。広告費がスマホ、デジタルへと移っていったことによる収入減の痛…

ダーゲンス・ニュヘテルとペーテル・ヴォロダルスキ swelog weekend

スウェーデンを代表する新聞ダーゲンス・ニュヘテルで、ペーテル・ヴォロダルスキが政治部責任者になったのは彼が30歳の時。その4年後の2013年、彼はわずか34歳で新聞の主筆・編集長となった。 編集長職とは別に、ダーゲンス・ニュヘテルで毎週日曜日に論説…

マイケル・ジャクソンとドキュメンタリー放送責任者

スウェーデン公共放送SVTは、今夜と木曜日の2日(下記に訂正)に渡ってマイケル・ジャクソンの性的虐待疑惑を扱ったドキュメンタリー『リービング・ネバーランド』を放映する。 ドキュメンタリーはSVTのストーミングサイトSVT Playでも日曜日から視聴可能と…

新聞・デジタル課金の次の難局は読み放題 swelog weekend

2018年3月にニューヨーク・タイムズとの提携を発表したスウェーデン最大の読者数を誇る日刊紙ダーゲンス・ニュヘテルも、痛みを伴いながら確実にデジタル化への移行を進めている。 2018年の決算では前年比で4200万クローナ (約5 億円) の利益が減ったが、そ…

デジタル出版と新聞の税率

スウェーデンの消費税はざっくりいうと通常25%、食料品は12%、本や新聞は6%である。 普段の生活では常に内税の価格表示なので、特に税率を意識することはない。だが、本や新聞などのデジタル版の税率は6%ではなく、長い間25%といういびつな形だった。 …

オンラインカジノが支えるスウェーデンのメディア swelog weekend

オンラインカジノの広告ばかり TVをみていると、すべてのスウェーデン人がギャンブル中毒ではないかと疑ってしまうほど、大量に流されるオンラインカジノの広告。街中の広告にもギャンブル関係のものは多い。調査会社のカンター・シーフォが取りまとめた数字…

新聞を聴く時代

新聞記事のオーディオブック これは新聞社がつくるニュースポッドキャスト番組ではない。例えていうと、新聞記事のオーディオブック。 スウェーデン最大の新聞ダーゲンス・ニュヘテル (DN・Dagens Nyheter) が、デジタル版購読者に追加料金なしで始めたのは…

新聞社の経営とコングロマリット

新聞社はどこで経費を削るのか? スウェーデン中部の地方紙28紙所有するミットメディアが経営不振に陥り、身売り先を探している話が明るみに出たのはクリスマス前。 操業資金が厳しいミットメディアは文化面の編集部を中央に集約することなどで経費を抑えよ…

テレビと風刺はこう使う・臓器提供推進のために

臓器提供希望者殺到でサイトがクラッシュ 金曜日夜9時からの人気風刺ユーモア番組を観ていた人が、番組司会者の誘導で社会保険庁の臓器提供の登録ページへ殺到し、サイトがクラッシュ。何がおこったか? 『スウェーデンのニュース(Svenska Nyheter) 』では…

デプラットフォーミングで職を失う

インフルエンサーが排除を呼びかける ツイッター、FacebookといったSNSプラットフォーム上で数十万のフォロワーがいる影響力のあるインフルエンサーが、自分が問題だと思った発言をする人物を排除せよと訴えかけるデプラットフォーミング(Deplatformning)…

公共放送が伝える当たり前のこと

Netflixのドラマを推奨する公共放送 スウェーデンの公共テレビ放送のSVTが「新年の注目エンターテイメント!」として映画やTV番組を紹介する時には、普通にNetflixや民放TV4のおもしろそうなドラマも取り上げる。 公平な立場で国民に有益な情報を伝えるとい…

放送事故の普通と危機

放送事故は普通に起こる 電車は遅れ、テレビでは放送事故があり、銀行ATMは使えない。 日本では止まることなどを想定していないで使っていた生活に身近なサービスは、スウェーデンに来てみると、結構普通に障害が起こることがわかった。 不慮の事態はもちろ…

エリート卓球界の闇とメディア

性的嫌がらせで選手生活を終えることを決意 オリンピックレベルでの活躍が期待されていた、スウェーデン女子卓球界の若いエース、エレン・ホルムステンがナショナル・チームの指導者から度重なる性的嫌がらせや性差別を受けていたことを理由として選手活動を…

お正月中のニュース

ニュースメディアもお休み中 スウェーデンでは年明け、祝日なのは基本的に1日のみだが今年は明日の4日の金曜日まで3日間休みをとって7日の月曜日から仕事始めとする人も比較的多いようだ。 テレビや新聞のニュースも、災害や事故などの緊急性の高いもの以…

受信料から公共放送税へ

国会でラジオ・テレビの受信料の廃止、同時に公共放送税の導入が決定されて一週間。各家庭にこれまで受信料の徴収を担当していたラジオシェンストからこの度の変更のお知らせが届き始めた。 テレビのある各家庭別に、年に一律2400クローナ(約3万円)支払っ…

フェイクニュースの見分け方を子供に教える

教育機関監査機関 (Skolinspektionen) が日本の中学校に相当する30の学校をランダムに調査を行い、多くの学校でネット上の情報の扱い方の教育が満足にできていないと指摘している。 ほとんどの学校では、サーチエンジンがどういう仕組みで情報を検索しユーザ…

「家庭婦人」の甘い蜜

ダーゲンス・ニュヘテルにこの週末掲載された「家庭婦人の甘い蜜」とでも訳せるタイトルの記事が論争を巻き起こしている。 www.dn.se 特に若い女性の間で、伝統的な女性の役割(家事をし、料理を作り、メイクに熱心で、”女性っぽい”話題を好む)に憧れる人が…

「文化人」アルノー

村上春樹がこんな中途半端な賞をとってしまったらどうしようと心配していた人は私だけではなかったであろうから、先週のノミネート辞退のニュースにホッと胸をなでおろした人も多かったはず。 そして、今週。今年のノーベル文学賞が中止になった直接の原因で…

世界で一番の仕事

スウェーデンほとんどの大学のジャーナリズムの授業で使われている教科書「レポーター (Reporter - Groundbok i Jounaristik)」を読んでいる。 2009年にこの本が出るまでジャーナリズム学科で使われているスウェーデン語の教科書らしい教科書はなかったそう…

公共放送と自己メディア

デンマークからは今日、国営放送が400人解雇するニュースが。 前回の選挙で、政府に大きく食い込んだ右派ポピュリズム政党であるデンマーク国民党が進めてきたこの件で、2020年までにデンマークの現在6つある国営テレビチャネルのうち2つはストリーミングの…

新聞の値段とFacebook

いつもはネットで読んでいるダーゲンス・ニュへテルを、ホテルで朝ごはんを食べながら読む。慣れもあるのだろうけど、やはり紙の新聞の一覧性は素晴らしい。 でも、一部で買うと49クローナ(約610円)となっていて、これじゃよっぽどのことがないと買わない。…

Good Sweden, Bad Sweden

夕方、事前投票の会場となっている街中の図書館にいったら投票所でかなりの列。一斉投票日まで待っていたらずいぶん並ぶことになるのかな?4年前、前回の選挙では42.1%の人が事前投票している。 選挙を前にしてニューヨーク・タイムズ、ガーディアンやドイ…

放送免許

必要があって今日は朝からスウェーデンの主要な新聞とテレビについて調べていた。この時代に新聞の発行部数やテレビの視聴率を調べてもあまり意味はないかもしれないけど、どれくらい影響力を持つ媒体なのかざっくり理解するには役に立つ。 それにしてもマス…

中東報道特派員

長い夏休みが終わって、どんどん通常のテンポに戻ってきている感じが加速してきた。 夏休み期間中は朝のテレビのニュース番組でさえ、いつもより1時間遅い7時からはじまってメインのキャスターも長い間休みだった。ニュース番組の方はやっと今週から朝6時…

FOXニュースの描くデンマーク

開催中のマルメ・フェスティバルで、昨日は和太鼓のグループがすごい演奏をした、と熱気を伝えてくれるフェイスブックの友人達。 時間は前から限られていたけど最近は体力も限られてきたので、しないことを積極的に選んでいかないといけない。やりたいこと、…