スウェーデン公共放送SVTは、本日2月17日から2週間にわたりスウェーデン北部の都市ウメオ郊外の農場の動物たちの様子を実況生中継する。
学校のスポーツ休暇のこの時期に合わせて、子どもに向けたこの番組のタイトルは『農場からの生中継(Gården LIVE)』。
番組は事前準備の段階での子どもたちからの具体的なリクエストを取り入れて、この一風変わった農場に暮らす様々な種類の動物たちの中から、特に人気に高かったリマ、ラクダ、ヤギ、フェレット、うさぎ、モルモットの6種類にフォーカスして、SVTのストリーミングサービス、SVT Playで毎日朝の6時半から夜8時まで生中継される予定だ。
番組のプロデューサーは、モルモットの出産や鶏の卵がかえる瞬間などをカメラでとらえることができるのではないかと期待している。
SVTが昨年初めて実施し、今年も4月に放送が予定されている人気番組「ヘラジカ・スローテレビ」の成功を受けて、子ども向けに企画されたのがこの「子どもスローテレビ」。
子どもでなくても、リマがもしゃもしゃ口を動かしているさまをただ意味もなくぼんやり眺めるのは、大人の間でも人気がでそうだな。