スウェーデンが2023年の上半期、EU理事会(閣僚理事会とも呼ばれる)の議長国として就任するに伴い、欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長たちがスウェーデンを訪れているが、その場所として選ばれたのはストックホルムではなく、極北のキルナ。
キルナは「歴史的な規模でのグリーン産業革命が起こっている場所で、EUの中でもユニークな地区である」とクリステルソン首相は説明する。
スウェーデンが2023年の上半期、EU理事会(閣僚理事会とも呼ばれる)の議長国として就任するに伴い、欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長たちがスウェーデンを訪れているが、その場所として選ばれたのはストックホルムではなく、極北のキルナ。
欧州委員会のキルナ訪問は2日間の予定で、これに伴い普段はブリュッセルに駐在する70人ほどジャーナリストたちもキルナに一緒にやってきた。彼らがスウェーデンの政治家に質問しているのは、まずはNATO加入申請に関するものが多く、そして、スウェーデン民主党の影響力について、例えば気候問題や移民の問題でどれほどの影響力を持つのかといったようなこと。
一行は本日、金曜日にはアイスホテルやEsrange宇宙センターなども訪問する予定なのだそうだが、これらの行事開催に伴って、今キルナの新市街地(キルナの市街地は最近街ごと引っ越した)の大部分は閉鎖されているそうで、例年この時期はオーロラ観光客で賑わうキルナのホテルなどはちょっと困った状態に陥っているよう。
キルナにはコロナ直前の2020年2月、ちょうど3年前にアビスコに行った際に通過して以来いっていないけど、またぜひ近いうちに訪れたいな、この最北の土地。なんで、こんなに惹かれるんですかね?