AIが支配すると映画はどうなるか？ スウェーデン最大の映画祭であるヨーテボリ映画祭は世界で最も議論されてきたイングマール・ベルイマンの『仮面／ペルソナ』を題材に壮大な実験を計画している。そしてこの試みに参加するのはトーベ・ヤンソンの映画やカウリスマキの新作が話題のアルマ・ペイスティだ
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『TOVE トーベ』で素晴らしい演技を見せたアルマ・ペイシュティは、スウェーデンではこの金曜日から公開されたカウリスマキの新作『枯れ葉』でも、もう本当にすばらしかった（さっそくみてきた☺︎）
ラジオから流れる、日本人には思いがけない曲から始まる『枯れ葉』は、カウリスマキ世界の完成度が高く、辛い話なのに、ニコニコしながら（時には大笑いしながら）みてしまう映画。
辛い世の中にそっと一枚の毛布をかけるような映画ということで、ルンドの映画館Kinoではクリッパンの毛布があたるキャンペーンもやってました。地味に未来の話で、ラジオからはロシアのウクライナへの侵攻のニュースが流れつづけるというのが物語の背景にあるんだけど、人生が荒波にまみれても、これから世界がますます悪い方向にむかっても、こうして生きていけばいいのかと最後はなんだか安心させてくれる、そういう意味ではやはり毛布のような映画でした。
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