swelog 今日のスウェーデンのニュース

スウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

暮らしの輪郭

住まい、家族、年金、生活者トレンドなど、スウェーデンでの暮らしに関する記事を集めました。

悪事は社会の隙間で起こる、でもその隙間はいつまであるのだろう?

スウェーデン語には、人は盗みを働こうと思っていなくても、盗めるスキがあったら盗みを働いてしまうのだ、という意味のことわざがある。 いつも言い得て妙だと思うのだが、スウェーデンでは日本人の私の感覚からするとこんなスキだらけの管理の仕方で大丈夫…

全国一斉氷の日、凍るシャボン玉

日本でもスウェーデンでも天気予報上で熱帯夜が定義されているように、スウェーデンの気象庁では「氷の日(isdygn)」という定義がある。これは一昼夜を通して気温が0度を超えない日のことで、一昼夜は19時から(夏時間中は20時から)翌日の19時までの24時間で…

パンデミックで辛い摂食障害の子どもたち

コロナ禍の影響もあるのか? 今、摂食障害に悩む若い人たちが増え続けており、その状況も深刻化していることをSVTが伝えている。 ヨーテボリのサルグレンスカ大学病院では、摂食障害で治療をうける患者が増え続けている。ただし、これはコロナ禍で始まったわ…

氷のサウナと増える寒冷浴愛好者

日本もスウェーデンも冷えてますね! こんな時こそ、熱いサウナで温まってから凍るような海にザブンとはいる寒冷浴場ことカルバアドヒュース(Kallbadhus)に行きたいけれど、私は去年の2月ヘルシンキのホテルでサウナにはいってから、その後はコロナでまっ…

コロナと遺書と新年と

謹賀新年。 年明け早々「遺書」の話とは、ちょっとふさわしくないのかもしれないが、今日はこれまでの人生を振り返り、このから先の限りある時間、そして自分がいなくなった後に何を残したいのかを考えるのにもよい日なのかもしれない、と思ったので今年はこ…

やめる系より始める系誓いで迎える新年

クリスマス休暇に入った後も、スウェーデン各地の新型コロナウイルスの感染状況は悪化する一方で、ヨーテボリ広域、ストックホルム、イェブレボリ、スコーネ各地方に続いて昨日はウプサラでも医療の非常事態体制が引かれた。これにより医療従事者の勤務時間…

ワクチンとバーゲンとアジア人差別

普段はわりとすんなり取り上げるニュースをひとつだけ選べるのだけれど、今日はこの3つからどれにしようか悩んでしまったので、3つを並べて書くことにします。タイトルでは一緒にしてしまったが、3つのニュースの間に特に関連はありません。 ワクチン 昨…

今年やってこなかったもの?

今年はコロナで外国旅行の機会がほとんどなくなり、またやってくる人もそれほどいなかったせいなのかどうなのか、スウェーデンでトコジラミ、いわゆる南京虫の駆除依頼件数が減っている。 スウェーデンの害虫駆除大手のAnticimex社への2020年の南京虫の駆除…

暖炉動画評論家

例年であればこの時期は田舎の家やスキー場のコテージで暖炉を前にゆったりとした時間を過ごしていた人も多いだろうが、そうはいかない今年、せめて街でも薪が弾ける動画でもつけてゆったりと過ごそうということで、ダーゲンス・ニュヘテルが各種ストリーミ…

クリスマスセールのないこの冬のイケア

イケアが毎年恒例のクリスマスの後のバーゲンセールを今年は中止することを発表した。 バーゲンセールはなくなったが、これまでにも入り口と出口に設置されているピープルカウンターで常に店舗内にいる客数の把握を行っているスウェーデンのイケアでは、より…

子どもがすすめる昆虫食

昆虫を食べることを書くのは久しぶりだ。今回は12歳のサミュエルくんの話に耳を傾けたい。2年前に一匹のトカゲを飼い始めたサミュエルが自室に作った王国には、いまや15匹のトカゲと2万匹の昆虫が生息する(いや、ちがうな、昆虫はどうやって数えるのか?)…

コロナで売れるソーセージ

コロナ禍でソーセージの売上が好調だ。 スウェーデンの大手スーパーチェーンWillysやICAの統計によると、パンデミックの中ソーセージの売上の伸びが顕著だ。背景にはコロナで増えたリモートワークと変化した週末の過ごし方があるのではと見られている。 誰も…

小荷物受け取りは国際展示場のドライブスルーで

宅配も増えてきたとはいえ、ネットで買った物はスーパーなどに併設されている郵便受取窓口に自分で取りに行くことがまだまだ主流のスウェーデン。ここ近年のピーク時期には窓口が受け取りを待つ荷物で溢れかえり大変なことになっていた。 小包の配達がパンク…

有名人と報道機関の名を語るビットコイン詐欺

ダーゲンス・ニュヘテルが国外の報道機関と共同して大掛かりなビットコイン詐欺の仕組みを紹介している。これによると詐欺はあまりにも大胆であったために引っかかってしまった人が多く出たようだ。報道によるとその手口はこうだ。 1.偽の広告 まずは有名…

ブラックフライデーはウィークへ、グリーンへ

スウェーデンのEコマース上の決済の約半分を取り扱うオンライン決済サービスのクラーナは、この月曜日から金曜日の一週間の取扱高が昨年比で41%増となったと発表した。背後にあるのは、もちろんブラック・フライデー。 今年はコロナの影響もあってか、金曜…

ストックホルムの右靴泥棒

目下ストックホルムのソーデルマルム地区を恐怖に陥れているのは(誇張ですw)、謎の右靴泥棒。ある日、ある時、あるヨガスタジオで始まった右側の靴だけが盗難にあうという奇妙な現象は、一度に15もの右靴だけが消えてしまった事件を含み、いまだに誰がなん…

遺伝子と犬

スウェーデンの35000組の双子の遺伝子を分析した2019年の研究によると、犬を飼いたくなるかどうかは遺伝子が影響している可能性が高い。ウプサラ大学の分子疫学のトーヴェ・ファル教授はこの先ゲノム解析により、どの遺伝子で犬にひきつけられるかどうかがわ…

森の中の揺れる会議場

私の周囲ではこれまでのコロナの中でも機会が合えばミーティングルームで距離をとって座りごくたまに開催されていたF2Fな会議も、この間からすべてリモート会議になってしまった。今はとにかく屋内で他の人と交わることをできるだけ避けなくてはならない。 …

言葉が作るフラットな社会・スウェーデンの「Du」の50年

社会のあり方は言葉によく現れる。日本ではよく「今年の流行語」が取り上げられるし、スウェーデンにもその名も『Språk(言語)』という雑誌があり、世相を反映する新語を年に一度発表している。 流行らない新語大賞 - swelog(2018年) スウェーデンの誰も知…

やっぱりややこしすぎるでしょ、その夏時間廃止案

今年も冬時間がやってきたので、やはり書こうか、この話題。 swelogではこれまでに冬時間・夏時間の基礎知識のまとめと、その後EUで決定したややこしい夏時間の廃止案について書いてきた。 冬時間・夏時間 - swelog 今日のスウェーデンのニュース もっとやや…

ハリネズミを絶滅から救え!

ごくたまーに、友人、知人の庭などで見かける愛らしいハリネズミこと、Igelkottar。このハリネズミが今年始めに絶滅危惧種として登録されていたなんて! おそらく3000万年前から存在するハリネズミは、カタツムリから各種昆虫にミミズ、小さなネズミや時には…

ノオミ・ラパスとマイナス112度の凍結サウナ

金曜日の夜の人気インタビュー番組『スカブラン』に、映画『ミレニアム』シリーズで異彩を放ち、今は世界的に活躍するスウェーデン人俳優、ノオミ・ラパスが出演していた。 へえー、久しぶり元気そう、と何気なく話をきいていたら彼女は「マイナス112度のサ…

日本人はなぜリコリスが苦手か?

日本へのおみやげにリコリスを買っていって、友人たちに目の前でリコリスを吐き出された経験のある人はいないだろうか? (はーい、私も) 北欧の人たちが大好きなリコリス。私も最近でこそ種類によっては少し食べれるようになったが、なんでこんなもの好ん…

インスタグラム株価操作

インスタグラムのアカウントを使って株価を操作する不正が増えている。 その手口は小さな会社の株式を多く購入した後、自らのフォロワーに「この株式で絶対に儲かる」という情報を流し、多くの人が同じ株を買って株価がグンと上昇したところで自己保有の株式…

放置電動キックボード対策、最初の第一歩

今日から、ストックホルムの街は少し歩きやすくなるかもしれない。 駐車監視員による放置電動キックボードの移動が始まるからだ。違法駐車された車を駐車監視員は撤去できるという規則を利用して、マナーの悪い、歩道の真ん中などに乗り捨てられた電動キック…

コロナで加速する国産肉指向

近年、顕著になってきていたスウェーデンで国産肉を好む傾向が、コロナ禍で一層はっきりしてきた。今年上半期で牛肉の輸入は14.8%減少したことが、この度、農産庁がまとめた統計で明らかになった。 スウェーデンでは肉の消費は全体では減り続けているが、そ…

かっこいい人は自分のSNS画像にご注意を

もしもあなたがかっこいい人で、フェイスブックやインスタグラムで自分のセルフィーを頻繁にアップしているのであれば、まったく預かり知らぬところで自分の写真がネット上のロマンス詐欺に使われているかも? マーティン・メリーンはスウェーデンのテレビで…

超幅の広い横断歩道

幅が35メートルある横断歩道。 スウェーデン最北部にある町Malåでは生徒たちが交通量の多い道を挟んで2つの校舎を行き来することが必要となり、そこで安全性を高める策として考えられたのがこのとても幅の広い横断歩道。校舎の一つは芸術を扱う場所なので、…

電動キックボードと酔っぱらい

コロナ禍の中、混雑する公共交通機関を避け街中を自由に移動する手段としてもっとっ脚光をあびてもいいのが電動キックボードだと思うが、昨日報道されていたのはまたそのネガティブな面を扱ったニュース。 電動キックボードによる事故は増える一方で、中でも…

自由に摘んでいい果物のお宝地図

スウェーデン中東部のノールショッピングコミューンが近々市民に配布するのは、自由に摘んでいいりんごやなしが市内のどこにあるかを記載した、いわば「果物お宝地図」。 スウェーデンには自然享受権といって、土地の所有者に損害を与えない限り誰でも他人の…

© Hiromi Blomberg 2021