swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方などの面での日本とは異なるアプローチがヒントになればと、 スウェーデンのテレビや新聞のニュースの中から、ささったトピックを毎日ひとつ選んで紹介しています。 週末は長めの読み物 swelog weekend ニュースメディアが、スウェーデンでは何をどのように伝えているのかという点にも注目しています。

政治

軍事防衛費が5割増しになる時

陸軍を倍増し、兵器を購入 スウェーデンの軍事防衛費は、今後、数年にかけて5割増の勢いで増えるかもしれない。 長らく武装中立国で、かつ近年は軍事防衛費を削減させてきたスウェーデンが、その大幅増を検討している。ダーゲンス・ニュヘテルは防衛委員会…

行政アウトソースで粗利を稼ぐ債権回収業者

ビッグ・ブラザーな「王様の執行官」 スウェーデンで、滞納や不払い債権の最終的な徴収の執行と、国民の信用情報管理を一手に引き受けるのは、国の官庁であるクロノフォグデン(Kronofogden・国家執行機関)。 日本では、未回収の債権問題は最終的に裁判所に…

再選挙の43億円の価値

昨年9月の選挙の後、政権をめぐる状況は未だ膠着しており、再選挙が実施可能であるかの調査が行われた。 現在も続いているノーレン国会議長がすすめる各党党首との話し合いが収束せず、4回目の国会の首相選出投票でも結果が出なかった場合、4月7日に約43…

変わる法律

70の重要な法的変更 2019年の年明けとともに、私達の暮らしに直接の影響を与える多くの法規制が変更される。政府がそのうちの70程を重要な変更としてまとめているが、ここではその中でも特に身近でインパクトのあるものを取り上げよう。 1.受信料から放送…

家事代行サービスの政治的問題

2007年に始まった家事代行サービスの税額控除 2007年の右派連合政権時に導入された、家事代行サービスへの支払い代金をその年の納税額から控除する、いわゆるRUT(ルート)控除申請の伸びが止まらない。 スウェーデン税務庁によると、2018年もこれまでの最高…

タフな心身で政策変更を受け止める

担当政権なしで予算確定 9月頭の選挙から100日。だが誰が政権を担当するかは先週行われた国会での2度めの首相選出投票でも決まらなかった。 そんな中でも来年度の予算は、その実施の担当政府の決定なしに採択され、穏健党とキリスト民主党が提出した大枠に…

透明すぎる選挙

スウェーデン社会の強さは、政治や行政の透明性の高さにある。誰が何をどこでどのように決定したのかの情報へのアクセスが保障され、また同時にそれを報道する機関の独立自由性も担保されている。 スウェーデンにきてはじめての選挙ではその透明性の高さ、と…

スウェーデンはEUの右翼トレンドにNOといったのか?

今日の国会での首相信任投票で、穏健党のウルフ・クリステールソン党首は否決され、明日からまたアンドレアス・ノーレン国会議長による調整が実施される。 右派連合の中央党と自由党は、右派連合のリーダーであるクリステールソンが首相になることを望みなが…

イケてなかった国境警備

国境警備に関しては、以前より警備員の教育不足により危険な人物を見抜けていない等の批判にさらされていた。 今回明るみにでたのは、スウェーデンの警察、沿岸警備団、移民庁や税関がまったくチームとして統制のとれた動きをとれていないと、EUから厳しい指…

2026年冬のオリンピックとストックホルム

長引く国政の首長選びを横目に、都市単位の政権トップの顔が次々と決まってきた。 ストックホルムはこれまでの左派連合体制から、右派連合に環境党が加わる形で落ち着いた。 新しいリーダーたちが最初の記者会見でまず打ち出したのは、2026年の冬のオリンピ…

ウプサラの新しい政治の形

次の政権の形は今週になってもまだみえてこないが、ストックホルム近郊の歴史ある大学都市ウプサラが、これまでのブロック政治にとらわれない新しい形を提示して話題になっている。 今朝のニュース番組に、協力することがきまったウプサラの社会民主党のと自…

スウェーデン民主党との共生

一ヶ月たっても決まらない政権 スウェーデンの内閣がどのような構成になるかは、選挙からそろそろ1ヶ月経った今日でもまだまだ見えてこないものの、コミューン(市町村レベル)単位では運営体制を決めたところが出てきた。 極右政党が率いるコミューン、極…

スウェーデン民主党と経済

選挙が終わってそろそろ3週間になるが、過半数を形成できる政党間の協力体制がまだ確立されていないので、どのような政府になるのかはまだまだ先が見えない。 そんななか各省庁で働く公務員がスウェーデン民主党の影響力のある政府の元で働くのは不安です、…

長くて熱い秋

今日、スウェーデン民主党が右派連合に協力する形で、国会の議長がこれまでの野党である穏健派のアンドレアス・ノーレンに決まった。 が、右派連合側のどの党も、極右政党スウェーデン民主党とは組まないといっている。 社会民主党のステファン・ロベーンは…

課題は山積み中

海外で事前投票された分はまだすべて届いておらず、未だにカウントされていない票があるし、間違えた数字を提出してしまった選挙管理委員会もあったみたいだけど、結果についてはほぼわかっているけど何も決まっていない状態が今。 ちょっと落ち着いてくると…

人生のプランB

住んでいる分譲アパートの同じ棟にイラン人の家族が住んでいる。 家族とはいってもみんなが一つのアパートに一緒に住んでいるのではなく、70歳を超えるお母さんが1戸、3人いる娘さんのうち2人がそれぞれの家族と一緒に個々のアパートに別々に住んでいる。…

それでこれから

選挙が終わった。 今、午後10時現在で半分くらいの開票が終わり、私が想定していた最悪の状況にはならないようにみえるけど、これから先スウェーデンの舵取りを誰がしていくのかさっぱりわからない結果のように思える。 他にもいろいろ混乱しているみたいだ…

変えない努力

季節は確実に秋になったことを初めて実感する週末。急な雨と太陽が交錯し、ちょっと強めの風は、もうしっかりした服装が必要なことを思い出させてくれる。喉が少しいたい。 前回の選挙で、保守自由主義政党である穏健党への投票率が約6割を占めたスコーネ南…

国境からの警告

ヒリエ (Hyllie) 駅でのパスポートコントロールの回数が減ったと聞いていたが、プラットフォームを真ん中で区切る、背の高い柵の冷たさにはいつまでたっても慣れない。 2015年の夏にシリアなどからの難民が押し寄せたから、柵ができたのはたしか2016年の年頭…

危機的状況

外でお茶ができるのももう今日が最後になるかもしれないということで、まだまだ天気のいい午後、友人たちと植物園のカフェにくりだした。8月後半の学校が始まる時期になってもこんなに天気がいいのはなにかの間違いかもしれないので、楽しめるうちに楽しん…

年金者の肩書き問題

一年のうちでもきっとずば抜けてストレスフルであろう今週。 月曜日の朝、10時15分からのヨガのレッスンの参加者は私を含め4名。他の3人も若者でもないし、何をしている人達なのだろう?、って、きっと私が一番怪しい参加者だったな。 さて、最近自分の肩…

選挙ポスターの場所取り

火曜日が誕生日だったので、今日は近い家族に誕生日を祝ってもらった。 とはいっても、サービス業でお客さん扱いされないのと同じで、ここでは誕生日を祝ってもらうには自分でディナーを準備したり、自分からケーキをオフィスに持っていったりすることになっ…