swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

スウェーデンに住む日本人の私

食洗機クッキングと危機の時代の調理法

高騰する電気代を節約するため食洗機を回すついでにその中でお料理しちゃえ、というのがトレンドになっているそうで、アフトンブラーデットの記者が食洗機クッキングに挑戦して、試食会を行っていた。 料理方法はいたって簡単で、お湯や洗剤がはいってこない…

選挙を前に「貧しくなるし、増税したい」という財務大臣

与野党伯仲している選挙の投票日までもう間もなくというこのタイミングで「私たちはこれから貧乏になる」とインタビューで語る財務大臣。もう20年以上スウェーデンに住んでいるけど「日本なら、このタイミングでこんなこと言う政治家はきっといないのでは」…

移民送還列車

選挙の広告キャンペーンの一環でストックホルムの地下鉄では、極右政党のスウェーデン民主党のロゴとマークで全面が覆われた車両が走っている。 政党がこのような形で広告することは地下鉄を運営するSL(ストックホルム広域交通局)の規定に違反するものでは…

ソーシャルメディアと初めての選挙

スウェーデンインターネット財団がこの度まとめた報告書によると、この秋の選挙で初めて投票する人は、政治に関する情報のほとんどをSNSから得ることになる。 財団が行った調査によると、初めて投票する人の10人に4人が毎日SNSで政治に関する情報を読んでい…

知らなかったけど、私とスウェーデンはこんな契約関係にあったのか

スウェーデンでは「総力防衛」という考え方のもとに、市民が防衛活動に参加することが義務付けられていることを書いた。 swelog.miraioffice.com その中で、民生義務(Civilplikt)というのは、制度としてはあったが、2010年からは必要がないとみなされ活用…

世界一心のこもった拒絶と写真スパイ

「写真スパイ」 と聞き慣れない言葉で、オリンピック開催中の東京での取材生活を語っていたのは、スウェーデン大手新聞ダーゲンス・ニュヘテルのヨハン・エスク記者。 「写真スパイ」とは、オリンピックのために外国からやってきたジャーナリストや関係者が…

weekend 番外号・息と言葉の特別な一週間

番外号・息と言葉の特別な一週間 今週のswelog weekendはちょっと趣の違う番外号です。 私を包むすべての出来事や思いに感謝して。 ありがとう

スウェーデンで昆布のセリ始まる

先週、スウェーデンの中でのよい海産物の集まることで有名なヨーテボリの魚市場で、市場史上始めて行われたのは、近辺で取れた「昆布(sockertång)」のセリ。この昆布は日本では樺太昆布と呼ばれる種類の昆布で、これまでもロシアでは生をそのままサラダとし…

エリクソンのスクープに見る報道機関の開示要求の強さ

2021年元旦、ダーゲンス・ニュヘテルがスクープしたのは、郵便通信庁のファーウェイの5G技術からの締め出し決定に関して、エリクソンのCEOがスウェーデン政府にその措置を考え直すよう圧力をかけていた通信記録の詳細だ。 (ファーウェイ締め出しについては…

「母国語教育なんていらない」

わかりやすく言えば「早く言葉覚えて仕事見つけて税金納めてね」ということなのだろうが、スウェーデンに引っ越してきて、移民には国がスウェーデン語を無料で教えてくれると知った時はとても嬉しかった。 さらには、移民の家族など母国語がスウェーデン語と…

防衛、自衛の捉え方。日本と北欧

コロナ禍で「危機に備える」ことの重要性がクローズアップされている今年だが、昨日はスウェーデンとノルウェーそれにフィンランドの三カ国が軍事面で新たな協力体制を築くことに合意したとのニュースがあった。 プレスリリースにははっきりとした国名は掲載…

2020年8月14日、今日のスウェーデンでの住みごこち

いや、今日の話はルンドで続いた放火や、今日の早朝に起きたマルメの商店を狙った爆破事件とかで身の危険を感じるかといった問題ではなく、はたまた、コロナ対策でマスク着用に関する要請も推奨もない、世界でごく数少ない国のひとつになってしまったスウェ…

中国が買う北欧(おまけ・ルンドと日本の話)

積極的な事業展開を続け格安航空会社として成長したが、今回のコロナ禍で倒産の可能性もあったノルウェージャン(またはノルウェー・エアシャトル、Norwegian)は、この度大株主の一人として中国政府を迎えることとなった。 5月20日にノルウェージャンが発表…

コロナの今、スウェーデンで暮らして思うこと swelog weekend

今日は noteでこれまでのコロナ関連のブログ記事を振り返ってみようと思いたち、さっきまでその内容をまとめていました。まとめてみると、この激動の世界で自分がどう変化と落ち合いをつけてなんとかやっていこうとしているのかを振り返るよい機会になりまし…

氷の女とマインドフルネス寒冷浴 swelog weekend

サウナ、じゃなくてカルバアド 私はスウェーデンのカルバアド(寒冷浴)が好きだ。 スウェーデンのカルバアドは、フィンランドのサウナと共通点もあるが別物だ。サウナの喜びが体をやさしく包む熱い蒸気やその後の外気にあるとすれば、カルバアドの魅力はそ…

今年も明るい!

昨日の夕方5時近く。気がつけば外がまだ薄明るい。 なんの話? とピンとこない人もいると思うが、この北の国に住んでいると、冬至を過ぎて最初に感じる「日が長くなった兆し」ほど、嬉しいものはない。 季節の習慣に遅れること一週間、わたしは昨日やっとク…

オーロラなんてみたことがない

「水曜日から木曜日にかけての夜、フィンランドのスキーリゾート、Ylläsではとても活発なオーロラの動きがあった」ことがニュースになっていた。 スウェーデンに住んでいるというと、オーロラとかきれいんですよねー、と言われることもあるけれど、こちらは…

スウェーデンでお米を食べるということ

スウェーデンのベクショー市では、学校の給食でお米を出すのをやめた。その理由は環境と健康問題にある。 米の栽培は大量の水を必要として気候危機問題に配慮した持続可能性のあるものとは言えず、また米はスウェーデンでは栽培することができず遠方から輸入…

そろそろ日本人やめてスウェーデン人になる?

スウェーデンを代表する新聞のダーゲンス・ニュヘテルと調査機関のIpsosは、毎月国民の支持政党に関する世論調査を行っている。 そして今日発表された最新の11月の調査結果で、中道左派の社会民主党と並ぶ25%の支持で同率一位の座に極右政党であるスウェー…

メガネ

昨日、夕食を作ってくれながら夫が「日本では女の人、メガネかけちゃいけないの」とか言っていて「そんな、アホなことないわよ」とかテキトーに答えていたら、そんなアホなことは本当だったようで、今朝のスウェーデンのニュースサイトでもトップに近い扱い…

朝のニュースが解説する女性のオナニーとバイブレーターの使い方

「え、今、オナニーって言った?、新型バイブレーターって言った?」 昨日の朝、作っていた朝食から目を離して慌ててテレビの画面を見れば、時計はまだ6時52分。「こんな時間にオナニーのニュースですか? やるなぁー」と思う私。 つい先程まで、このスウェ…

スウェーデン語になった「ぼかし」が変革する未来?

「ぼかし」と聞いて「無修正」とか「全裸監督」とか連想したした人! 違います!(わはは) 「Bokashi」とは、自分で生ゴミを発酵させてつくる有機栽培に欠かせない肥料のこと。日本では米ぬかなどから作られることが多いこの肥料、スウェーデンにもそのアイ…

ありがとう! みなさんのおかげでswelog1周年!

去年の8月9日にいろんな偶然が重なって書き始めた、ちょっとした驚きをもったスウェーデンのニュースを紹介するブログ、swelog。 おかげさまでこれまで毎日更新して、本日1周年の記念日を迎えることができました。 続けることができたのもアクセスしてく…

スウェーデンの完全無欠弁当

スウェーデンに引っ越してきてよかったと思うことはいくつかあるが(私は背が高いので服や靴のサイズが合うという点以外で)一番気に入っているのはおおらかさというか、その大雑把さだ。 これはもちろん私自身が大雑把だからだが(だから細かいところが気に…

日本の高齢受刑者のニュース

今朝、SVTのニュースサイトを見に行くと、1.ハノイでの米朝会談、2.個人情報のセキュリティのひどさ、3.電力会社の資本問題、の次は「刑務所に入りたいために罪を犯す日本の高齢者」のニュースだった。 1分ほどにまとめられたクリップでは、インタビュ…

警察が優先しない当たり前

警察にそんな時間はない 「廃棄された食品をゴミ箱の中から拾うという行為は違法だが、警察の優先事項ではないので捕まらない」。どこでもリソースが限られているので、警察がこんなこそ泥(?)に時間を使わないのは当たり前と言えば当たり前だが、この発想…

「生きがい」があふれる1月

生きがいはこうして見つける 今月末に、カナダ人のジャズ演奏家で生きがいについての講演も精力的に行っているティム・タマシロという人の「HOW to IKIGAI」という本(英語)が出版されるそうだ。 今週末のスウェーデン最大手の新聞ダーゲンス・ニュヘテルに…

禁断のうなぎ

クリスマスのごちそう スウェーデンではうなぎはクリスマスに食べる。特にこのあたり、スウェーデン南部のスコーネ地方では毎年楽しみにしている人も多い。ここではうなぎは開いて蒲焼になどせず、丸のまま調理するので油っぽすぎておそらくほとんどの日本人…

暗い暗い11月

太陽はどこへ行った! 私が日本で紅葉にも恵まれたこの2週間、スウェーデンでは太陽はお隠れになっていたそうだ。ストックホルムでは13日までの2週間合計で11時間の日照時間しかなく、例年と比べて非常に少ないという。 全国全体でも同様の傾向で、その中で…

お通夜の効用

義父が他界した。 眠るように横たわる義父の横で朝から午後6時過ぎまで家族だけで過ごした後、ネクタイにスーツ姿の二人の紳士が大きなメルセデスのワゴン車でやってきて、義父の体は丁寧にくるまれ安置所に運ばれていった。 義母を家まで送ってみんなで簡…

© Hiromi Blomberg 2022