swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

北欧通信 125 北欧各国でも異なる、中絶をめぐる法規と議論

今週のレターはこちらの内容です。

一般的に社会民主主義的な価値観が浸透しており、リベラルなものの考え方をする人が多い北欧諸国だが、細かい政策をみていくと各国で違っていることもよくある。今回は中絶を取り巻く各国の現行法と、現在進行中の議論を紹介

swelog.theletter.jp

さくっと書くつもりだったのだけど、書いた後で本屋に行ったところ『中絶の権利をめぐる戦い』というタイトルの新刊をみつけ、その後その本に関する情報も加えたので結構長いレターになってしまいました。中絶を巡る議論は政治的に利用されてきて、中絶を考えることは民主主義、女性や他のマイノリティの人権問題、そして階級的な問題も考えることになり、さらには

法律で禁止されていようがいまいが、同じようなレベルで中絶は行われるが、禁止した場合は妊婦の命と健康を危険にさらし、また女性が自分の体について自分で決定する権利を奪う

というのも、とても大切な視点だなと思いました。

*****

「北欧通信」はスウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるswelogが、週に一回お届けするニュースレターです。その一週間のブログ記事を、レターでしか読めない最新記事と合わせて、日曜日朝に配信しています。簡単な無料登録でこれまでの記事もすべてすぐ読めます。

登録はこちらからどうぞ。このニュースレターについて | 北欧通信

 

© Hiromi Blomberg 2023