夏休み時期、多くの行政の職員も長い休みをとる状況のなか、市役所の職員にかわる簡単なアルバイトをする中学生、高校生は多い。
ストックホルムに近いウプサラ市では、今年の夏のアルバイトに応募した3000人の中学3年生に、意図的に今の職種による性差をうちやぶる仕事配分をする予定だ。
保育所や学校は、コミューンと呼ばれる日本では市町村にあたる自治体の管轄で、またそのような職場の職員は女性が多くかなりの性別の偏りがある。
ウプサラ市の管轄責任をもつ政治家は「なるべく早い段階から、性差による職業選択の固定化した傾向を打ち破っていく必要がある」と、言っている。
具体的には、保育園でのバイトに男の子を多く配置し、女の子は広場の整備や市の施設のペンキ塗りの仕事を割りふるといった具合で、男の子も女の子も様々な職業にふれる機会を増やすことが目的だ。
しかし、6月後半から始まる夏のバイトの申込締切は3月6日だったそうで、子供も相当の計画性を求めらるようです。