スウェーデンの街から個人商店が消えていき、街中に空き店舗が目立ったりもしくはチェーン店ばかりになってしまったと嘆いていたら、今、チェーン店も次々にお店を閉めはじめていると知り驚く。
H&Mは、今年世界で250の店舗の閉鎖をすでに発表していたが、今年の上半期にスウェーデンでは既に11店を閉鎖し、3店を新規オープンした(WeekdayやAfroudなどのH&Mグループの傘下のお店も含む)。グローバルでは150店舗を閉じ、50店新規オープンしている。
スウェーデン南部にあり、デンマークへのフェリーもでている、感じのいい港町ヘルシンボリの中心には、歩行者専用の長いショッピング・ストリートがあるが、今年に入ってこのエリアの基幹店舗だったちょっとした百貨店のÅhlensやH&Mが閉店を決めた。
と、いうようなニュースを読んでいたら関連記事として、見逃していたわたしの住む街ルンドでは街中が活気づいているという記事が出てきた。
インタビューに答えていたのは、ルンドの街で多くの客を集める、すてきな文房具屋さん、Lexisのご主人。ルンドの街は今のところ街中がガランドウになるような兆候は見られないと話す。
ルンドも確かに2、3年前にはもっとお店の閉鎖が続いてさみしーい感じがしたが、今はLexisやおいしいパン屋さん、それにオシャレなワインバーなどがコロナ禍でも次々に開店して、以前よりも活気があるように思う。
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Lexisでは世界中のすてきな文房具を扱っているが、実は日本の文房具の充実ぶりもたいしたもの。
商店街に活気を戻したければ、みなさん、ぜひ日本の文房具を売ってみるといいのかもしれない。