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フェイク・ワークとフェイク通勤

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会社員や組織に所属して働いている人は、オフィスで働いた方が効率的かそれともリモートワークの方が仕事がすいすい進むのか? これについては、研究者の間でも意見が分かれているそうだが、パンデミックで会社員がものすごく技術を磨いたことがあって、それは、リモートワーク時にいかにも働いているように見せかける方法なのだそうだ。

ごまかすための創造力と努力は無限大。どんな技術が磨かれたかというと

①常にアクティブ状態にする

SlackやTeamsで常に自分がPC上で仕事をしているように見せるため、マウスを扇風機で動かしたり、ミニレールに乗せて走り回せたり。この記事では日本のツイッターアカウントが紹介されていた。

Mouse MoverやMouse jigglarで検索すると、マウスが動いてアクティブ状態にあるように見せるためにダウンロードできるアプリを探すことができる。キーボード用のものもあるそう。

②早朝にメールやメッセージを送る

アクティブ状態になっていても、連絡がとれないようでは、そのうちに上司や同僚はあなたが働いているかどうかを訝しむかもしれない。そういう時は、仕事をしているように見せるために、一日に数回集中してメールやメッセージを送るとよいと「在宅勤務を成功させるために」の著者アレクサンドラ・サミュエルが推奨している。一番効果的なのは(なんの効果か😉)みんなが仕事を始める前の早朝に重要なメールに返信しておくことで、これを送っておくと、一日中仕事しているようにみえる。

③ビデオ会議では予め撮影しておいた動画を流す

TiktokやTwitterで#zoomhackで検索すると、Zoomで会議に参加していると見せかけて、実は予め撮影しておいた動画をループで流しておくだけ、といったやり方を教えてくれる。またカメラの接続がおかしくてオンできないふりをしたり、わざとミュートにした状態で、なにか熱心に話しているふりをしたり、というトリックもよく使われるそう。

④フェイク通勤

最後のフェイク通勤は、上司を騙すのではなく騙すのは自分で、仕事が捗るためのものなのでちょっと毛色が違うが、多くの人が仕事と家の間にある通勤時間が生活のリズムを刻んでいることに気づいて、会社には行かずとも、いかにも通勤しているように振る舞うようになったという現象をとりあげている。

仕事始める前に散歩したり、家にあるサイクルマシーンで自転車通勤をしてみたり。

毎日片道小一時間ほどかけて電車で通勤していた私の夫は、本を読む時間がなくなったので、朝夕、時々家のアームチェアに腰掛けて「電車に乗って」本を読んでいる。

フェイク通勤を仕事を終わった後にすると睡眠の質がよくなると、これを薦める医師もいる。

私は特にオフィスに行かずとも仕事できるのだが、行ったほうが通勤やオフィスでの階段の上り下りなどの運動量が増えるので、会社に行っている。これも一種のフェイク通勤? 今日もへんな創造力を発揮しなくてもいいように、ちょっとオフィスに運動に行ってきます!

リモートワーク時に上司をだます方法(スヴェンスカ・ダーグボラーデット)

© Hiromi Blomberg 2022