昨日はマルメで開催されている見本市にいってきた。去年はコロナで開催されなかったこの見本市の、今年の人出は2年前と同じような感じで、マスクをしている人もほとんどなく、あちらこちらで商談が続く。
コロナ規制もなくなって、クリスマスディナーやクリスマスコンサートなどの広告が目立ち、今年はコロナ以前のクリスマスが戻ってくるのかと楽観視していたら、やはりそんな簡単には物事は進まない。夜のニュースでは12月から100人以上が屋内で集まるイベントや集会にはワクチン接種証明を提示する方向で検討されていることが報じられていた。これは、ワクチンを打っていない人の行動を制限しようとするもの。
カーリン・テグマルク・ヴィーセル公衆衛生庁長官は、スウェーデンと同様の社会構造やワクチン接種率の国でも、目下感染が急拡大していることを指摘し、12月中旬にはスウェーデンでも感染拡大のピークが来ると考えていること、またリモートワークの要請が再度必要になるとの考え方も明らかにした。現在も広まっているのは、夏以降増えているデルタ株による感染だ。
私はやっと100%のオフィスワークを10月頭くらいから再開したところなのだが。
オフィスに行くと運動量が増えていいなと単純に考えていたら、この一ヶ月で明らかに体重が増えた。スウェーデンのオフィスって、朝食やら果物やら金曜日のフィーカを無料で出してくれたり、レストランで食べるランチは、家で簡単につくるものとはボリュームも違う。コロナの行方と自分の体重を同じ土俵にのせていいものかと思うが、双方のこの先が気になる。