swelog ニュースで語るスウェーデン

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これからのオフィスはナイトクラブに

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刻々と変わるウクライナの情勢は日本でも報道されていると思うので、詳しくは書かないが、プーチンの一方的なウクライナ東部地域独立承認宣言に対して、アメリカは既に経済的な取引を原則禁止すると発表しているし、EUも今日中にでも制裁を表明するかもしれない。

これまでにも起こった取り返しのつかない大きなことが進行していった時、当時の普通の人々は今の私と同じような心境でこうしたニュースを見たり、聞いたりしてきたのだろうか? そういえばすっかり報道されなくなってしまったアフガニスタンは今、どんな状況になっているのだろう。

とはいっても、スウェーデンの一般市民にとっては、今日の目の前の問題は、コロナ規制の撤廃後のこれからの働き方だったりする。

未来アナリストのペーテル・シレルッドさんは今後目立ってくるだろう5つの働きかたのトレンドを紹介している。1つ目は「今後は若者を中心に、リモートワークがファーストチョイスになり、オフィスでの仕事は2番めの選択肢となるだろう」というもの。仕事がオフィスという場所から切り離されても大丈夫なことが明らかになった今、特に若者の間で、オフィスで働くという意味が変化していくはずだという。

さらには、リモートワークの場合、仕事は時間ではなく成果で評価されるようになり、8時間パソコンの前に座っている必要はなくなる、といったものから、これまで人々はプライベートの時間に社交の場としてナイトクラブに出かけていたが、これからのオフィスはこのナイトクラブと同じような形で機能することになるだろうというのもあった。

また今アメリカでよく話題になる「Zoom dowm(Zoomで仕事ができるようになったので引越してきた人が増えた住居が比較的安価な郊外の街)」のスウェーデン版として、すてきなストックホルムからかなり離れたチャーミングな町TrosaやSträngnäsをあげている。

私は、これからは案外すんなりみんなオフィスに戻るのではないかと思っているのだけれど、それはきっと私が若者ではないからだろう。また昨日ラジオで耳にしたけど、スウェーデンでもこんな話の対象になるいわゆるオフィスワーカーは4割ほどで、6割の人はコロナの間でもずっと「仕事の場」で仕事をしてきたのだけれど、その人たちへのシレルッドさんの予想はいかに? 二極化が進むということなのかな?

スウェーデン人はまだオフィスに戻る準備ができていない(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022