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ロシアからの政治的難民を受け入れる

ロシアで投獄されている反体制活動家のアレクセイ・ナワリヌイの支持者の1人をスウェーデンが政治的難民として受け入れたことがニュースになっていた。

今回スウェーデンで難民として受け入れられることになったのはPavel Chuprunovさん。当初スウェーデンの移民局は「ロシアの司法制度に訴え、助けを求めるべきだ」と彼の難民申請を却下していたが、この件は移民裁判所に持ち込まれ、この度その当初の決定を覆す判決がでてChuprunovさんは難民としてスウェーデンに留まることができるようになった。

アレクセイ・ナワリヌイ氏が率いる団体は、ロシアでは昨年「過激派組織」に認定されており、関わるものたちはテロリストとされている。Chuprunovさんの周囲でもロシアを離れた人は40名ほどいて、それぞれカザフスタン、アルメニア、グルジアやトルコなどに亡命している。Chuprunovさん自身は既にスウェーデンのビザを持っていたため、スウェーデンで保護されることを望んだそうだ。Chuprunovさんは、この先ナワリヌイ氏がロシアのネルソン・マンデラとして、次期大統領の座につくことを夢見ていると話していた。

今はちょっとニュースは落ち着いているが、先日来のNATO加盟騒動の際には、トルコからスウェーデンが受け入れている「テロリスト」たちを返せと文句をつけられたことも記憶に新しい。誰かを助けるということは、その度に自分の立場を明確にするということで、個人であっても国であってもその人や国の信念が問われる。これまで、のほほんと生きてくることのできた自分の幸運に感謝するしかないが、この先いざとなった時に自分がとるだろう行動を信頼して暮らしていくしかないかな?

ロシアのプーチン批判者がスウェーデンで保護へ(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022