日曜日にアンデション首相とフルトクヴィスト国防相が行った記者会見によると、スウェーデン軍は120名の教官を派遣して1万人のウクライナ人に地雷を除去する訓練などを行う。
訓練は英国が主導となり7月から既に始められている英国での訓練にスウェーデンが参加する形となるもので、英国は1000人の教官を派遣することを約束している。この決定はスウェーデンには500万クローナ(約6650万円)の費用を意味し、またこの教員の派遣は8月12日から12月31日までに行われる予定。英国に常時在住する教員の数は最大60人を予定しており、スウェーデン軍の他の活動には影響はないという。
このウクライナの防衛力の維持、強化のための基礎軍事訓練に参加するのは民間のウクライナ人で、訓練を受けた後にウクライナの国防軍に所属することになる。
アンデション首相は記者会見で「スウェーデンとスウェーデン国民にとって、ロシアがこの戦争に勝利しないことは大変重要である」とコメントし、またフルトクヴィスト国防相は「スウェーデンがこの軍事訓練計画に参加することは極めて重要であり、スウェーデンの教官はウクライナの防衛力強化に貢献する」とプレスリリースで語っている。
ロシアを勝たせてはいけないこの戦争は、いったいどういう形で集結するのだろう?