伝えられていたように、毎週木曜日開催予定のスウェーデン国防軍の定例記者会見が昨日も実施された。
迷彩軍服姿で会見を行うミカエル・クラエッソン軍備責任者は、スウェーデンが武力攻撃を受ける可能性は否定できないが、スウェーデンの治安状況への危機レベルは先週と比べて変わらないとの報告を行った。
スウェーデン軍はこれからも冷静にあらゆる事象に対応できる体制を整えることが強調され、議会でまもなく可決される予定の30億クローナの新予算で、燃料、物資、食料、医薬品など軍のレジリエンスを高めるための物資購入が行われる予定であることも伝えられた。
記者会見では「もしもスウェーデンへの侵攻があった場合にも、国を守ることができる体制は既に整っている」ことも伝えられたのだけれど、迷彩軍服の人からこう言われたら、安心するよりも心配してしまう。
そして、ウクライナでの戦争がいつ終わるかはわからないけれど、スウェーデンの悪化した安全保障状態は長く続くと覚悟しておく必要があるそうだ……