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Klarna批判と消費者ローン

Klarna(クラーナ)はスウェーデン、フィンテック・スタートアップ界の巨人。

スカイプ、スポティファイの次にスウェーデン発のサービスで世界に大きく広がるものがあるとすればクラーナだろう。

Eコマース上のオンライン決済手段として伸びてきたクラーナは、ユーザーはメールアドレスを入力するだけで、その支払いを14日間などの期間、たてかえるサービスで伸びてきた。クラーナはそのユーザーの支払い履歴やウェブの閲覧履歴などを分析して信用格付を行う、高度なアルゴリズムを持っている。

スウェーデンでEコマースの決済手段としてクレジットカードをしのぐ勢いのクラーナが、今回、消費者団体と消費者庁の両方から強い批判を受けた。

消費者団体の方は、クラーナで請求書払いを選ぶと、その後支払いが完了するまでメールやサイト上などで、5回にもわかって分割払いをしないか?とすすめてくる点が、必要のない消費者ローンを売りつけているという点。

消費者庁の方は、ユーザーがクラーナ上につくる「口座」は、銀行口座を連想させるが、実際は14日後には利息が付き、負債が増えていくサービスだという点がわかりにくいという点だ。

他にも、私の利用者としての実感としては、すぐに口座引き落としやクレジットカード払いにしたいのに、クラーナでは分割払いや請求書など、クラーナが手数料や利息をかせぐことのできる支払い手段が全面にだされ、他の支払い手段は後ろの方にかくれており選びにくいという点だ。

スウェーデンで消費者ローンの利用はこの10年で3倍に増えたそう。便利なサービスの手数料や利息は高く、使っていると、自分のお金はなくなっていくばかりですのでご注意ください。

消費者ローンを煽るとKlarnaへ強い批判