スウェーデンの中央統計局(SCB)によると、パンデミック下でスウェーデン人の貯蓄額は増えており、2021年の第1四半期は、1996年にこの統計が始まってからの過去最高額を記録した。発表は前年同時期の1270億クローナ(約1兆7000億円)から1630億クローナ(約2兆2000億円)へと伸びたと伝える。
別の記事では、昨年ビットコインで儲かった人が多いはずなのに、確定申告でビットコインの金融所得を申告した人は全国でたったの3000人しかおらず、税務署がビットコイン脱税を調査する意向を固めたことが報じられている。
直近では価格が暴落したとは言え、1年前と比べてみればビットコインの取引価格は何百パーセントという高い水準で推移した。ビットコインを扱うGoobitによるとこの一社だけでも約20万人のビットコイン顧客がおり、そのほとんどがスウェーデン人。
ビットコインによる儲けに対して税金(得た利益の30%を課税される)を払っていない人がかなりいると見られる現状には、金融市場担当大臣もこれからの規制の強化を考えていることを話している。
この件に関しての税務庁の責任者へのインタビューで、彼の机の上にむちゃくちゃ大きなCanonマークの電卓が輝いていたのが印象でした。暗号化通貨脱税に勝つか、巨大卓上電卓!