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SASの次は郵便事業なのかな?

ストライキは解消されたが、この先どうなるかよくわからないSASだけど、スウェーデンの郵便事業ポストノード(Postnord)も、これから先どうなるかがますますよくわからなくなってきたな、とこの第2四半期の中間事業報告のニュースをみて思う。スウェーデンとデンマークが共同で運営しているポストノードは、取り扱いの郵便物や小包が激減し、また取り巻く環境が変化しているいることから、これまでにないプレッシャーにさらされている。

2022年第2四半期の営業利益は前年同期の5億1800万クローナ(約70億1300万円)から2億1400万クローナ(約29億)へと59%減った。この間の総売上高は5%減っており、小包の取扱量は7%、郵便物は12%減った。営業利益の大幅な減少は他にもインフレや燃料価格の上昇の影響や、またウクライナの戦争の影響もある。ポストノードの従業員数は、2021年の同四半期と比べて約1500人少なくなった。

私の暮らしの中で考えてみても、行政などのからの大切なお知らせは、今はほとんどがデジタル化されているし、送られてくる郵便物といえば不動産の広告か労働組合やメンバーとなっている小売店や団体が発行している雑誌がほどんど。多くのEコマースではどの配送手段にするか、複数のオプションから選べることがほとんどだが、その場合は送料無料のことが多くロッカーボックスで簡単に受け取りができるInstaBoxやbudbeeまたはDHLを選ぶことが多く、送料がかかることの多いポストノードを選ぶことはほとんどない。

最近は歩道の横に突然のポストノードの受け取りボックスが設置されていることも増えていてだから配達の人がどんどん減って送料も無料になるオプションが増えてきていると察するが、さて、ポストノードはこの先どうなるのだろう? 国家のフラグシップ航空会社が存続の危機にさらされているくらいだから、国としての郵便事業もなくなっても不思議ではないけれど、後は国際郵便事業だけに特化した形で残るとか、そんな形になっていくのかな?

ポストノードの利益が大幅減少(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022