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森の黄金、クラウドベリーの暗雲立ち込める未来

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Credits: Sara de Basly/imagebank.sweden.se

北極圏近いアビスコ国立公園内で、初めてクラウドベリー(もしくはホロムイイチゴ、スウェーデン語ではHjortron)を見つけた時に感じた驚きと嬉しさは忘れることができない。森の黄金とも呼ばれる、この宝石のようなベリーはスウェーデンでもどこにでもあるわけではなく、私の住む南の地方では偶然みつけるようなことは皆無。

ちなみに、フィンランドでは硬貨の図案としても使われているくらいもっと身近のもののようで、フィンランドの「北極の味覚推進協会」(すみません、こんな訳で😅)のサイトにクラウドベリーの詳しい説明がありました。

今、心配されているのは、気候温暖化などにより受粉の手助けをするマルハナバチ(Humlor)の数や活動が減り、質の良いクラウドベリーが減っていく可能性。クラウドベリーがなくなってしまうことはないが、大きくみずみずしい実をつけることが難しくなるだとうとウメオ大学の研究者が説明していた。

彼は同時に「今のように安くていいクラウドベリーをお店で買ってワッフルの上に山盛りにすることもできなくなる」と言っていて、そうか、北の方ではお店で比較的安価で売られていることを知る。うらやましい。

スコーネの住人はスーパーで売られているこちらのフィールやヨーグルトで我慢することにしよう。

www.norrmejerier.se

クラウドベリーの先行きは不透明・アリとマルハナバチの危機で(SVT)

© Hiromi Blomberg 2021