今日配信のswelog weekendは「女々しい発明」
『存在しない女たち』、『マチズモを削り取れ』などの素晴らしい本にうーん! と唸った方々にぜひご紹介したいスウェーデン発の良書を取り上げています。
優れたアイディアであっても「女々しい」とされてしまい、なかなか世の中で目をださなかった技術や発明があります。それは例えば、1900年代初頭に街角を走っていたけれど、マッチョなガソリン車の躍進で、一旦は世の中から消えていった電気自動車。
「世界を創るということ(Att uppfinna världen)」のタイトルで、昨年秋、スウェーデンで出版されたこちらの本の著者は、スウェーデン最大手の日刊紙ダーゲンス・ニュヘテルのロンドン特派員も務めるカトリーン・マルサル。
2012年に出版した「誰がアダム・スミスの夕食を作ったのか?」は20ヶ国語に翻訳されるというスマッシュヒットを放っていた彼女が、最新刊で世に問うたのは「技術革新の歴史とジェンダー問題」です。
その他に
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- アンデシュ・ソーン
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