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若者とワクチンと男らしさ

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若者はコロナ感染を撒き散らすとの汚名を着せられ、さらにはワクチン接種にも興味がないなどと言われてきたが、実はスウェーデンでは若年層でもワクチン接種は着実に進んでいることをTT通信社が報じている。

全国平均で見ても、18歳から29歳までの新型コロナのワクチン接種率(一度でも接種したことのある人)は既に60%以上、ウプサラの70%ように地方によっては若者の接種率がもっと高いところもある。

そして、ワクチン接種率には男女差もあることがわかった。

一般的にコロナで重症化するリスクは男性の方が高いにも関わらず、これまでのワクチン接種状況をみると男性の方が低い。これは年齢に関わらず高齢者でも若年層でも同じで、2度のワクチン接種をすませた18歳以上の人は女性では58.9%だったが、男性は52.7%だった。

数字の背後を説明する要因として、男性は男らしさの規範に囚われてるのでは? というものから、普段から男性は女性にほど医者にはかからないことなどが指摘されている。昨日配信したニュースレター「女々しい発明」の内容に照らし合わせていうと、「ワクチン接種なんて女々しい」ということだろうか? 

となど、考えていたら、この話題について街角インタビューに答えていた高齢の女性が「男は臆病なんじゃない?」とバッサリ。核心は案外これか?

さらには優先してワクチン接種を受けた医療従事者、また介護士などのケアーテイカーには女性が多いこともきっと影響しているだろう。どなたか、いつかきっちり分析してください!

予想外に高い若者のワクチン接種状況(SVT)

男性のワクチン接種率が低いことが判明(SVT)

 

© Hiromi Blomberg 2021