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ワクチン接種とコロナ入院患者の関係

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ストックホルム地区の病院で行われた調査では、新型コロナウイルスによる入院患者の92%は、2回のワクチン接種が完了していない人だったことを、地区の医療サービス責任者が昨日の記者会見で伝えていた。

これはストックホルム地区で入院治療して退院した新型コロナの患者500人を追跡調査したもの。ワクチン接種を1回受けていた人は26%だった。

現在ストックホルムの新規感染者は20歳から29歳の間で増えている。入院患者数も再び増え始めており今週は77名と、先週と比較して30%以上の増加。またICUの患者も10名いる。

記者会見では、ストックホルムでは16歳から17歳の40%が1回めの接種を受けていることも伝えられ、自身が重症化するリスクだけでなく、感染した場合には身近な人にうつしてしまうリスクもさけるために、現在対象となっているどの年代の人も2回のワクチン接種を受けることの重要性が強調された。

昨日の夜、コロニでごはんたべて露天風呂にはいった後、22時半ごろに緑地帯を通り抜けていたら、近くの丘の上でおそらくは学生たちが野外ダンスパーティーをしているようで、音楽の爆音と嬌声が鳴り響き、丘のふもとには50台は超えるだろう自転車が。

うーん、みんなワクチン打ってからソーシャルディスタンス保って踊ってる?、そんなわけないな……。そう言えばルンドには今週2000人の交換留学生がやって来ていたな。

「うーん、コロナ収束は難しいのかも?」とため息をつきながら帰途につきましたよ。

ストックホルムのCovid-19入院患者の92%はワクチン接種を終えていない人(ダーゲンス・ニュヘテル)

© Hiromi Blomberg 2023