クリスマスを前に、スウェーデンでもコロナの感染がじわじわと広がり、第4波が来ているようだと報じられている。去年のこの時期と同じ不安な状態が再びやってくるのかと思ったが、公衆衛生庁は、今年は多くの人はワクチンを打っているので同じような状況にはならないだろうと説明する。
しかし少しでも症状があったり、ワクチンを打っていない人は、パンデミックの最中であることを忘れず、細心の注意を払ってほしいと強調されていた。そしてまだワクチンを打っていない人は、自分でその重要性について納得することができたら、ぜひ予防接種を打ってほしいと説明は続く。
直近の1週間でみた、一日あたりの新規コロナ感染者数平均値は2733件で、これはその前週と比較して30%の増加となる。またコロナによる入院患者や集中治療室での患者もストックホルム、ヨーテボリそれにスコーネ地方など、大都市周辺で増えてきている。
ストックホルムではコロナの患者に加え、インフルエンザや、折からの寒波で転んで怪我をした人の入院も増えているそうで、医療はいろんな形で圧迫されてきているようだ。これから先は、医者や看護師もクリスマス休暇を予定していることを私たちは忘れてはいけない。
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この秋に公衆衛生庁のトップが女性になり、また庁内での各担当者も変わったのか、スウェーデンのコロナ対策の顔であったアンデシュ・テグネルをニュースで見かけることも減った。
公衆衛生庁の人たちは相変わらずさまざまな場所と時間から、できるかぎりメディアがからの取材に答えているようで、デクネルはよく通勤の電車の中からインタビューに答えていたけれど、今のカーリン・テグマルク・ヴィーセル長官は、ビデオで取材に答えている時、カメラのフォーカスが顔にあたっていなくて、映像がボケていることが多い。
これ、忙しさのあまり調整できてないだけかもしれないけど、いいなぁ、顔がピンぼけになっているビデオ会話。リモート会議していると、自分の顔が相手先の会議室のホワイトボードに超大映しされていることに時々気がつくけど😱、そんなときにもソフトフォーカスなら安心。これ、だれかTeamsにも機能として実装してくれないかなぁ?