swelog ニュースで語るスウェーデン

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コロナの入院患者が増えている理由と、5度、4度目のワクチン接種

この夏のスウェーデンでは、まるでコロナなどなかったような感じでみんな海や大型コンサートなどを楽しんだと思うのだけれど、ここ1、2週間はコロナに感染したとか、感染したようだとか、ちょっと熱っぽいだとか、そんな話をよく周りで聞くようになった。

スウェーデンではコロナの感染を確認するためのPCR検査などはとうの昔にやらなくなってしまったので、日本のように毎日すごい数の陽性感染者数が報告されているわけではないが、この木曜日の公衆衛生庁からの発表によれば、それでもここ数週間でCovid-19の感染が急速に拡大している。先週はその前週と比較して12%増の5800人の新規感染者が報告された。

この傾向は病院で手当を受けている人や緊急治療室で手当を受けている人の数の増加にも現れているが、この数字にはちょっとしたカラクリがある。スコーネの広域医療病院の感染症担当医は、今コロナに感染しておりまた病院に入院して手当を受けている患者は、コロナの症状で入院したのではなく、他の病気で入院していたところ病院でコロナにかかった人がほとんどだという。この人たちの多くはコロナのワクチンを接種済みで、さらに重症化することもない。

難しいのは、病院内で感染者を隔離して感染を広げないこと。あとは介護や医療関係者へのPCR検査は続いているので、ほとんどが軽症や無症状だとはいえ、感染がわかった人は働けなくなるので、介護や医療の現場で人手不足に陥ることだ。

一方で、スウェーデンではブースターワクチンの接種も進んでいる。先週、私の85歳の義母は5回目のワクチン接種を受けたし、昨日はストックホルムでは18歳から64歳の人も9月12日から4回目のワクチン接種が提供されることがニュースになっていた(予約は8月29日から開始予定)。

コロナとはなかなかオサラバできないようで……

国内の病院でコロナの患者が増えている(アフトンブラーデット)

ストックホルムでは18歳から64歳に4度目のワクチンを提供(アフトンブラーデット)

© Hiromi Blomberg 2022