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コロナの後の飛び恥はどこへ?

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「もう我慢できなくて夏は、ローマにいっちゃった」との知人の告白(懺悔?)を耳にしたと思ったら、スーパーの会員誌と一緒に冬休み向けのチャーター旅行のカタログが送られてきた。表紙には「飛行機、ホテル、その他の移動手段においてカーボンオフセットしています」と書いてある。私達は、このままコロナが収束へ向かうと、また以前と同じくらい旅行に行ったりするのだろうか?

ストックホルム商工会が航空券予約システムのIATAのデータを使ってまとめた、この8月のストックホルム・アーランダ空港への国際線予約状況は、昨年の同時期の予約を大きく上回り、2019年同月の約半分の水準にまで近づいている。

私のもとにも、いつも日本に行く時にお世話になっているフィンエアーからの広告メールがまた送られてくるようになった。同時にヘルシンキでは街中に大きく出されたフェンエアーの広告を、Greenpeaceが化石燃料の広告はやめるべきだというメッセージでハイジャックしたことも知る。

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まぁ、こんな心配も、まずはコロナが収まってくれないとどうにもならないわけですが。

アーランダ空港の国際便が回復基調(Tidningen närringslivet)

© Hiromi Blomberg 2023