スウェーデン中部、ダーラナ地方のGrövlesjönから、フェーレン(Fjällen)と呼ばれる北部山岳地方を縦断し、最北の地Treriksröset(スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの国境の交わる地点)までの1310キロを67日間でトレッキングしたテーア・ペーションさんがインタビューに答えていた。
テーアさんは去年フェーレンにでかけた際に、同じ行程をトレッキングしていた人に出会い「67歳の私でもできるのか?」考え、入念に準備を開始。大体18キロから16キロの重さのバックパックを担ぎ、6月16日にGrövlessjönを出発。8月23日に無事目的地のTreriksrösetについた。
大きな試練は1日目に起こったそうで、その日の約20キロの行程の終わり近くで石に躓いて膝を打った。おおきく腫れ上がったそうだが、悪化しなかったのでそのまま歩き続け、結局のところうまくいったそう。
1310キロのほぼ全行程を一人で歩いたのもすごいが、それを67歳でやったとなるとすごさのレベルがひとつもふたつも上がる。日本の記事なら「女性が一人で」とう説明がついてきたような気もするが、このSVTの記事には「女性」という言葉がひとつもつかわれておりませんでしたよ。