今日からデンマークでは、新型コロナウイルス関連の国内での行動規制を全廃する。デンマークではオミクロン株での感染がどこよりも早い勢いで広がったが、ワクチンの接種率が非常に高く、また緊急治療室で手当を受けなければいけない患者数が減ってきていることなどから、規制の全面解除にへとつながった。
今日以降、デンマークではワクチンの証明書の提示、マスクの着用、レストランなどの営業時間短縮などの義務がなくなる。SVTの特集サイトによるとデンマークでは全人口の81.25%が2度以上のワクチン接種を完了しており、日本の79.14%とよく似た状況だ。
スウェーデンは、子どものへのワクチン接種は行っていないし、公衆衛生庁によると、どうやってもワクチン接種しよう、のメッセージが届かない層があり、全人口での割合でみると74.3%でしかなく、それほど高くはない。
ワクチン対象者だけで見ても13%は未接種だ。公衆衛生庁もすべての人にワクチン接種をするのは現実的な目標とはみておらず、スウェーデンでの規制は今後もしばらく続く見込みだそう。
でも、私は2年も経って慣れてきたせいか、特に規制されているような気があんまりしなくなってきた。以前に比べて人との距離にさらに用心深くはなったが、他の人にも同様に用心して行動してほしいとも思う。
これからは挨拶はもう、ぐにゅーって抱きしめ合うとかはとりあえずやめて、お辞儀と手を振りあうちゅうのだけに、スウェーデンでもしてくれないかなぁ。