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戦争のニュースとどうつきあうか

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欧米各国は市民も含めて、例えばシリア内戦の時とは段違いの関心を今回のロシアのウクライナの侵攻によせ、また難民も手放しで受け入れるのは、これが白人の戦争だからだという基調の批判を耳にする。

ウクライナは確かに北西欧諸国に距離的に近く、また文化的宗教的にも近いので、親しみを感じやすく、多くの人が自分事をして捉えるような面もあるだろうが、世界の他の場所で起こっているひどい戦争、ひどい内戦と今回の戦争で根本的に違っているのは、ロシアは、いやプーチンは、昨日ジョンソン首相も言っていたように、ヨーロッパ全体の安全保障を脅かしているという点だろう。

いや、ヨーロッパどころか、これまでにアメリカの大統領選挙への世論操作を行った疑いもあるし、昨夜の原子力発電所への攻撃を平気でするようなところをみると、大量に所有している核兵器も本当に使う気があるのかもしれない。

職場で同僚と話していると、ニュースはなるだけ見ないようにしている人、ニュースばかりみて心配で心配で、夜も眠れない人と様々だ。私は昨日の寝る前には、朝起きたら「原爆が落とされました」みたいなニュースになっているのかもしれないとちらっと考えたが、そうではなくて現実は「原発が攻撃されました」というニュースだった。

すべてのニュースをシャットダウンしてしまうわけにはいかないが、ほとほどにしておかないと元気でいるべき私たちまでぐったりしてしまう。

昨夜のニュースでは、ウクライナから脱出するために、リヴィウの鉄道駅の狭い通路などにぎっしり並んでいる人たちへのインタビューが流されていて、その中には3日間立ち続けけで待っている80歳のヴィーラさんのものもあった。

他にはお母さんをウクライナに置いたまま他国へ向かおうとしているが、泣き出してしまってうまく話せない30代くらいの女性の話などがあり、今朝はそんな映像が頭に焼き付いて離れない。

ウクライナでの戦争速報ページ(SVT)

リヴィウ駅の大混雑「一日中立って並んでなければならない」(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022