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スウェーデンでも増す安全保障上の脅威

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 一昨日、スウェーデン国防軍のビデーン最高司令官が「この一週間足らずのうちに、スウェーデンへの安全保障上のリスクと脅威は増した」と発言していたのを目にしたが、今朝起きたら、4機のロシア軍機がスウェーデンの領空を侵犯したというニュースが出ていた。

ロシアのSU27 とSU24と呼ばれる軍用機が2機ずつ、ゴットランド島の東のスウェーデンの領空したが、先日ニュースレターに書いた今回の新しく配備されたスウェーデンのJAS39型グリペンが、その様子を写真に捉えた。

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ロシアの軍用機は過去にも何度もスウェーデンの領空を侵犯しているが、これまではその大部分は意図的なものでなく、プロ意識に欠ける無責任な行為だと考えられてきた。2016年から2018年にかけては、同様の領空侵犯が年に10回から20回程度発生していた。

スウェーデン空軍のカールヨハン・エドストローム長官は、先日のビデーン最高司令官の発言に触れ「これから長期に渡って続くだろう政治的状況の悪化に、国防の観点からも社会一般の観点からも備えることが必要だ」としている。

フルトクヴィスト国防大臣は「今回の出来事はまったく容認できず、スウェーデン側からの明確な外交的シグナルを出すことにつながるだろう」とTT通信社にメッセージを送っている。

自分でこのニュースを取り上げている事自体、かなり非現実的な感じだけど、これが今日の現実。今日はひな祭りですね。

最高司令官「スウェーデンへの脅威が増した」(SVT)

ロシア空軍機4機が、スウェーデンの領空を侵犯(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022